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『過保護のカホコ』、深く考えない底の浅さ露呈…見ていて気分が悪くなるほど雑な展開

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『過保護のカホコ』公式サイトより

 高畑充希出演の連続テレビドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の第9話が6日に放送され、平均視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。前回から1.6ポイントの急落で初の1ケタ台となった。『ワールドグランドチャンピオンズカップ2017(グラチャンバレー2017)』の放送が延長され、45分遅れの放送開始となったことが響いたようだ。

 このドラマは、親や親戚たちから過保護にされて育った女子大生・カホコ(高畑)が1人の青年との出会いによって変化し、自分の中に眠っていた力に目覚めていくというストーリー。カホコに影響を与える青年・麦野初役で竹内涼真、カホコの母親・泉役で黒木瞳、父親・正高役で時任三郎らが出演している。

 今回は、家族を温かく見守り続け、なにかにつけカホコの良き味方となってくれた祖母の初代(三田佳子)が、ついにその生涯に幕を下ろした展開が描かれた。対立状態となっていた3姉妹を仲直りさせ、カホコと初の2人には幸せを願う言葉を掛け、病の床にありながらも最後まで家族の行く末を気遣った初代。登場人物の中でほぼ唯一の常識人として数々の名言を残し、死の間際まで優しい笑顔を絶やさなかった姿は、誰もが理想とする「おばあちゃん像」だったと言ってよい。初代の死に涙した視聴者も多かったようで、「号泣しながら見ました」「こんなに泣けるドラマだと思わなかった」「泣き過ぎて目めっちゃ腫れてる」といった書き込みがネット上では多く見られた。

 また、祖母を大切にしようと思ったとの声や、三田の演技に引き込まれたとの感想も多かった。三田は今年4月期の『緊急取調室』(テレビ朝日系)では犯人役の老女を怪演し、「若作りする女優が多いなかで老婆に徹する姿勢が素晴らしい」と好評を博していた。本作もカホコの理解者としての初代がいなければ物語は成り立たなかったであろうし、年齢相応に老いた上品な「ばぁば」を演じた三田にはとても好感が持てた。最終回で登場しない(と思われる)のがとても残念でならない。

 初代の死が視聴者の涙を誘う一方で、終盤にきて雑な展開が目立ってきたストーリーは今回もますますひどくなる一方。視聴者の期待を裏切りたいだけの展開と、収拾が付かなくなって強引にまとめた展開とが入り混じり、いったい何を描きたいのかさっぱりわからなくなっている。

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