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面をつけてても大丈夫!乃木坂メンバー動員の『あさひなぐ』はアイドル青春映画の秀作に

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映画『あさひなぐ』公式サイトより

 現代におけるアイドル・グループのトップとして君臨し続けている乃木坂46のメンバーを大挙起用した映画『あさひなぐ』は、いわゆる青春アイドル映画の韻を踏みながらも、どこかしら微妙にずらした感が今の時代に即した心地よさにつながっている快作である。

 原作は『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載中、第60回小学館漫画賞(一般部門)を受賞し、「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」第9位にも選ばれた、こざき亜衣の人気コミック。

 描かれているテーマは、何と「なぎなた」! 

 日本古来の武道ではあるが、剣道や弓道などに比べるとなじみは薄く、しかしだからこそ新鮮に映え、またどことなく乙女のたしなみといった凛とした佇まいも携えていて、意外にアイドル向きの題材として秀逸。これを選んだ企画者はなかなかセンスがいい。

 ストーリーは、高校に入学し、ひょんなことからなぎなた部に入部するはめになった運動音痴の少女・東島旭の青春を、仲間たちとの関係性や厳しい訓練、スリリングな試合などを交えて描いていくという、青春映画の王道とも呼べるもの。だが、それだけにキャラクターの個性や魅力をどれだけ引き出しながらテンポよく展開させていくかなど、演出する側の力量が問われるジャンルでもあるが、本作はその点も問題なくクリアしている。

 旭に扮している主演の西野七瀬が実にいい。これは原作そのものの設定ではあるのだが、もともと美少女の彼女にメガネをかけさせることで、やることなすことドジでうだつが上がらず、なぎなたの腕も一向に上達しないヒロインに見る側が応援したくなるほどの愛嬌を持たせることに見事成功している。

 彼女が憧れる先輩・宮路真春役の白石麻衣の魅力も引き立っている。もはやアイドルと呼ぶよりも世界レベルの美女と形容すべき彼女ゆえ、逆にその美貌が演技の邪魔になるのではないかと心配したほどだが、ここでは何の違和感もなく『エースをねらえ!』のお蝶夫人的スタンスの役柄を自然体でこなしている。

 その他、桜井玲香や生田絵梨花など乃木坂のメンバーも出演しているが、欲を申せば可能な限りメンバーを多数出演させ、”乃木坂映画”としての魅力をもっと醸し出してほしかったというのも本音ではある。

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