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『ドラクエ11』、シリーズ最大の問題が露呈…衝撃的展開と演出上の違和感

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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式サイト | SQUARE ENIX」より
 7月にスクウェア・エニックスから満を持して発売された『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作『ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて』(以下、『ドラクエ11』)。発売後も大きな注目を浴びているように、相変わらずの人気で評判も上々だ。専門家からは、ゲームの内容を絶賛する声も少なくない。


 しかし、この大ヒットシリーズの最新作に問題がないわけではない。大きな話題となっている『ドラクエ11』だが、一方では『ドラクエ』シリーズにささやかれ続けてきた、ある弱点を再び露呈させてしまったともいえるのである。

世界観を壊さず変化をつけた『ドラクエ11』


 ゲーム雑誌「週刊ファミ通」を発行するGzブレインによれば、『ドラクエ11』の発売から2日間の国内販売本数は、「PlayStation4」(以下、PS4)版と「ニンテンドー3DS」(以下、3DS)版の合計で208万本。内訳は、PS4版が95万本で3DS版が113万本と、ほぼ二分されている。発売から9日目にはダウンロード版を加えた総販売本数が300万本を突破したことも発表された。

 実際にプレイしたユーザーの感想も、おおむね好評のようだ。3DS版の『ドラクエ11』をプレイ中だという会社員の山本和博さん(32歳・男性)は、「しばらくゲーム自体をやっていなかったんですが、『ドラクエ』には思い入れがあるし、なつかしさもあって購入しました。プレイしたらハマってしまい、平日でも夜遅くまでやっています」とドラクエ漬けの日々を送っているという。

「『ドラクエ11』は、ただ言われた通りにストーリーを進めるだけの『お使い』にならないようにミニゲームや工夫がたくさん散りばめられていますし、終盤では、今までの『ドラクエ』にはない衝撃的な展開が待っています」

 そう語るのは、『教養としてのゲーム史』(筑摩書房)の著者で多くのゲームメディアで活躍するフリーライターの多根清史氏だ。

「『ドラクエ』の世界観を壊さずに『よくここまで変化をつけてきたな』と感心するほどですよ。ゲームから遠ざかっていた中高年にも優しい仕様になっていますし、なおかつRPGの最新トレンドに沿った順当な改良が施されています。歴代の『ドラクエ』と比べても、幅広い層がプレイしやすく、かなりバランスの良い作品に仕上がっています」(多根氏)

 ゲーム総合情報サイト「Game8」が行っているアンケート調査でも、『ドラクエ11』をプレイしたユーザーの8割弱が「おもしろい」と回答しており、大多数のユーザーが内容に満足していることがわかる。専門家からコンシューマーまで、まさに絶賛の嵐といった様相だ。

 とはいえ、今や『ドラクエ』シリーズはゲームとしては古いタイプに属する。現在、北米など欧米のメーカーが主導権を握っているゲーム業界では、最新技術を駆使したリアルでハードなゲームがトレンドとなっている。一方、『ドラクエ』はシリーズを通して、昔ながらの「王道RPG」のシステムや世界観を維持し続けており、一本道で進んでいくストーリー展開には批判も多いのだ。

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