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『監獄のお姫さま』、終始ドスベリで酷評続出…おばさん感満載で感情移入できず

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『監獄のお姫様』公式サイトより

 宮藤官九郎が脚本を務めることで、放送前から話題を集めていた連続テレビドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)。第1話が17日に放送され、平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。本作は、過去に罪を犯した4人の女と1人の女刑務官が、ある会社社長に復讐を挑む“おばさん犯罪エンターテインメント”。初回は、彼女たちがEDOミルク社長の板橋(伊勢谷友介)に復讐を遂行するまでのドタバタ劇が描かれた。本来は最終回直前にあたる内容で、2話以降は時間をさかのぼって彼女たちの過去を描く内容になるようだ。 

 放送後の視聴者の感想をインターネットで調べると、かなりくっきりと賛否が別れたことがわかる。「最後に話が収束していく様子が宮藤官九郎らしくて最高だった」と絶賛する人が多い一方で、「つまらない」「何がやりたかったのか不明」との酷評も少なくない。筆者の感想は後者に近く、特にドラマ開始から30分間は本当にわけがわからず、観るのを止めようかと思ったくらいだ。

 ドラマ冒頭が同局の『サンデー・ジャポン』をそっくり再現した場面から始まり、同番組でMCを務める爆笑問題の2人が本人役で出演していたという演出自体は面白いし、狙い通りの効果を生んでいたとは思う。だが、視点を変えて同じシーンを何度も繰り返す演出が効果的だったとは思わない。初回は放送時間を拡大していただけに、時間を延長してまでやることがこれか、とがっかりした気持ちになった。このほかにも無駄と思える会話や演出が目立ち、内容の薄さを女優たちのドタバタでつないでいるといった感じを受けた。ネットにあがった視聴者の声にもテンポの悪さや間延びした感じを指摘するものが多く、放送時間の拡大が裏目に出た格好だ。

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