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なぜキャリアウーマンはポールダンスにハマるのか?密かなブーム、セクシーな自分に気づき自信

文=道明寺美清/ライター
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セクシーな自分を楽しみたい女性たち

なぜキャリアウーマンはポールダンスにハマるのか?密かなブーム、セクシーな自分に気づき自信の画像2Lu Nagata氏

 ポールダンス東京のオープンから現在まで、レッスンを受けた生徒数は延べ8000人を超えた。生徒の年齢層は、下は10代から上は60代までと幅広い。ポールダンスはセクシーに見えるが、実際に踊るには強い体幹と筋肉が必要だ。生徒の多くは初心者だが、レッスンが進むに連れてポールダンスの魅力にはまり、足しげく通うようになる。

 ポールダンスにはまる女性は、ダンスを通してセクシーな自分に気づき、女性であることを実感できるのが楽しくなるようだ。それと同時に筋肉が鍛えられ、心身共に強い自分が好きになり、自信が持てるようになる。実際に生徒の声を聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「ダンス経験もなく体験だけと思ってレッスンを受けたが、ステップだけでもポールダンスらしく見えることに感動し、自分にできるポールダンスを楽しめるので、はまりました」(会社員)
「非日常的なダンスでストレスの発散になる」(看護師)

 一体、どういった女性たちがレッスンを受けているのか気になるところだが、意外にも生徒の多くは医師、薬剤師、看護師、公務員、翻訳家、実業家など、キャリアウーマンが多いという。いわゆる「オン・オフ」の使い分けができる女性たちが集まっているのかもしれない。

Nagata氏の器の大きさ

 Nagata氏との出会いにより、プロの道へと進んだ生徒もいる。エンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユに所属する佐藤麻衣氏は、Nagata氏に才能を見いだされてポールダンスの世界で大きく開花した。2009、2010年に世界大会でチャンピオンとなり、その後、日本人で初めてシルク・ドゥ・ソレイユにエアリアルパフォ-マーとして採用された。Nagata氏は佐藤氏のほかにも、多くのダンサーやアーティストを世に送り出している。

 また、Nagata氏は障がい者へのダンス指導にも積極的だ。世界大会で初となった障がい者のチャンピオンを育てた実績もある。ポールダンスの派手なイメージとは真逆に、Nagata氏はポールダンスを通し、多くの人に希望や自信を与えている。まさに日本が誇るべきアーティストであると感じた。

 ポールダンス東京では年に2回、生徒の発表会を開催しているが、それはプロのダンスショウさながらのエンターテインメントだ。読者諸氏も一度、足を運んでみてはいかがだろうか。告知はポールダンス東京ホームページで随時行われる。
(文=道明寺美清/ライター)

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