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『ドクターX』、 新キャラ次々退場でネット騒然…物語も意味不明&超マンネリで飽き飽き

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ドクターX~外科医・大門未知子~』公式サイトより

 米倉涼子主演の連続テレビドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第2話が19日に放送され、平均視聴率は19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)だったことがわかった。第2話は、若手医師である伊東亮治(野村周平)の母・不二子(中田喜子)が珍しい病気にかかり、息子が勤める東帝大学病院で手術を受けることになった――というストーリー。

 伊東は、忙しいからと院長回診に同行しないなど尊大な態度を取る若者として描かれており、医師免許がなくてもできる仕事は一切しないという未知子(米倉)に一方的にシンパシーを抱いている。だが、実績の裏付けをもとに自信たっぷりな態度を取る未知子とは違い、経験が少ないのに自信を鼻にかけている様子が目立つ。

 結果的に伊東は母の手術中に生じたアクシデントを解決することができず、交代した未知子が事態を収拾。自分が未知子の域には到底達しないことを悟った彼は医師を辞めて病院を去り、ミュージシャンを目指すのだった――という展開だった。

 この第2話は結局何が言いたかったんだろう? というのが正直な感想だ。若手医師が未知子をリスペクトし始めたという展開はおもしろかっただけに、退場のさせ方が唐突すぎるように思えてならない。普通なら、実力が伴わないのに天狗になっていた伊東が未知子に鼻っ柱を折られ、それ以降は未知子に邪険にされながらもまとわり付き、医師として成長していく――というストーリーになりそうなところだ。

 未知子自身は派閥を望まないのに、未知子を師とあおぐ取り巻きがぞろぞろとできてしまうなどという展開も見たかった。調子に乗った若い医師が挫折して辞職したという話を見せられてどう感じれば良いのか、制作側はどんなメッセージを伝えたかったのか、さっぱりわからなかった。

 もしかしたら、清廉潔白な志村院長(大地真央)を初回で退場させて蛭間(西田敏行)を復帰させたことから見ても、制作側は今回のシリーズで新たな方向性での話のふくらませ方をするつもりがないのかもしれない。これまでの単純明快な勧善懲悪路線で十分視聴率がとれているのだから、新たな要素を加えたり冒険したりする必要はないとの判断なのだろう。そのため、存在し続けると新たなストーリーが生まれてしまうキャラクターは直ちに退場させるという手法を取っているのではないだろうか。

 だが、確かに今のところ高視聴率を取ってはいるが、ネット上の一部では視聴者から「過去シリーズを踏まえた期待値で高くなっているだけ」と指摘されている。登場人物の誰かに焦点を当てて視聴者の期待を高めておきながら、いいところでその人物を退場させるという展開が続くようだと、視聴者も消化不良気味でフラストレーションが高まってしまうのではないだろうか。シリーズも5作目になるだけに、未知子が権威主義に立ち向かうというメインテーマを補強する形で、少しは新たな路線にもチャレンジしてほしいと思う。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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