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波紋の『オトナ高校』が共感できて面白い!童貞&処女のオトナが容赦ない罵り合い!

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『オトナ高校』公式サイトより

 三浦春馬が主演を務める連続テレビドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)の第2話が、21日に放送された。

 性体験のないまま30歳以上を迎えた「やらみそ(ヤラないまま三十路)」となってしまった主人公・荒川英人(三浦)が、“本当のオトナ”になるための教育機関「オトナ高校」に強制入学させられるという設定が話題の同ドラマ。生徒にはそれぞれあだ名がつけられていて、たとえば英人は“エリート銀行員でありながら童貞”なので「チェリート」、“モテ詐称”をしていた英人の上司・権田勘助(高橋克実)は「サショー」、既婚者の上司にばかり好意を寄せて“2番目の女”に甘んじてしまうキャリアウーマン・園部真希(黒木メイサ)は「スペア」……といったものだ。

 同ドラマに対し、一部では「童貞や処女へ侮辱にあたるのでは?」と問題視する声があるものの、それ以外の部分では共感できたり、ハッとさせられたりする展開もある。第2話では、オトナ高校で生徒たちの性知識や異性への理解度を測る「オトナ偏差値テスト」が実施されたのだが、勘助が最高得点をマークした一方、真希は最低点を出してしまった。教師の山田翔馬(竜星涼)は、真希が「浮気をどう考えますか?」という問いに「不倫は文化だ」と回答していたことについて、彼女に「なぜ妻帯者を恋愛対象に選ぶんです? 泥沼で闘う覚悟はあるんですか?」と、投げかける。

 すると突然、“ひきこもりのオタク”であることから「ヒミコ」と呼ばれる生徒・斑益美(山田真歩)が、「ないよ、覚悟は。不倫は楽だからするの」と発言。続けて、「妻帯者相手ならずっと一緒にいるわけじゃないから、嫌な面は見なくて済む。嫌いになっても揉めずに別れられるし、振られても『妻がいるから』と言い訳できて傷つかずに済む。つまり、“本気の恋”から逃げてるだけ」と、ズバズバ指摘したのだ。

 もちろん、益美も同校の生徒である以上、性経験はないという設定。不倫に対する持論は恋愛漫画も読んで導き出したそうだが、見事な正論だと納得してしまった。真希は「あなただって未経験者でしょ? 仕事も稼ぎもない、ひきこもりのニート女よね?」と反論していたが、バリバリ働きつつ「不倫は文化」と考えている人間と、ひきこもっていても「不倫は論外」と理解している人間なら、私は後者の方を応援したい。

 とはいえ、同ドラマにおいては、既婚者にばかり好意を寄せる真希だけが悪いわけではないと思う。第2話で真希が尽くしていた上司・白鳥光一(髙橋洋)は、明らかに彼女を「重い」と感じていながら、「君には助けられてばかりだ」と持ち上げて仕事を頼み、自分は「息子の誕生日」だからといって帰ったり、ほかの女性とデートしたりしていた。真希をかばうつもりはないが、白鳥も十分クズだからだ。

 一方で、真希(黒木)ほどの美貌であれば、精神的に重かろうがお構いなしに、簡単に肉体関係に持ち込んでしまう男性だっているはずだ。それなのに真希が今まで処女でいられたのは、むしろ“不幸中の幸い”なのではないだろうか。逆にいうと、真希は運良く肉体関係に発展していなかっただけで、自分を大事にしていなかったことと変わりない。オトナ高校では生徒たちが童貞や処女を卒業できるよう指導していくが、そのようなテーマの裏で「真希が自分を大事にできるようになれるのか」を見守りたい。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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