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視聴率爆死のフジ『民衆の敵』、クソつまらない政治パロディーに酷評噴出…ただ悪趣味

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『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』公式サイトより

 篠原涼子主演の連続テレビドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?』(フジテレビ系)の第2話が10月30日に放送され、平均視聴率7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。初回が9.0%と苦しいスタートとなっていたが、さらに1.9ポイントも下落。2話目にして早くも、打ち切りが現実味を帯びてきた状況だ。

 第2話では、市議会議員選挙に繰り上げ当選した元主婦の佐藤智子(篠原)が、「どの委員会に入るか?」ということで、最大会派・犬崎派の犬崎和久(古田新太)と接触。

 しばらくして始まった本会議に智子が出席すると、居眠りをしている前田康(大澄賢也)を発見。前田を智子はたたき起こすのだが、この行為を前田が属する犬崎派の議員に非難されてしまう。公の場で謝罪を求められるものの、智子は正義を貫き、謝罪はしなかった――スカッとさせられる展開のように感じられるが、そもそも智子が政治を知らな過ぎていて、見ていて幻滅。いくらなんでも市議会の仕事内容を知らない人が当選してしまうという設定はいかがなものだろうか?

 それに、政治を題材にしているドラマにもかかわらず、現実の政治を皮肉っているパロディが多すぎるのも嫌悪感しかない。前回は、号泣会見で一躍有名になった野々村竜太郎元議員の記者会見を模倣した映像が流れたり、「このハゲー!」の失言により今回は落選してしまった豊田真由子のセリフも頻発。それに、前田敦子が演じる新人議員も、あのぶりっ子キャラやフリルのスカートや髪型を含め上西小百合元議員に見えてしまう。

 パロディは見ている側がクスッと笑えてこそ成立すると思うのだが、このドラマにおいてはクスリともできないし、もはや本当の政治家をバカにしている悪趣味としか思えない。このドラマいったい何がしたいの? という感じだ。

 政治という結構デリケートな題材を扱っているのに、“フィクションだから”という理由で、簡単に実在の人物をネタにしてしまうのは人として同調できない。これでは、印象操作と言われてしまってもおかしくないのではないだろうか。そのうち、名誉棄損で訴えられてしまうなんてことがあってはシャレでは済まされない。ただ、そうなったとしても「面白ければそれでいい」という悪いフジの性質が全面に出てきた結果だろう。そもそも、面白くもないので完全にアウトなのだが…。

 さらに、ところどころに挟まれるインタビュー形式のコメントも寒すぎる。フジテレビは、前クールで木曜22時放送の『セシルのもくろみ』でも同じようなインタビュー形式のコメントを挟むという演出を見せ、視聴者から酷評を受けていたのに、また同じことをやっている。ヒットしたドラマならまだしも、『セシルのもくろみ』は視聴率低迷で打ち切りになった作品だ。ただでさえ、雑な設定のドラマなのに、このインタビュー形式のコメントのせいで余計にとっちらかった印象になっているのに、早く気がついてほしい。

 そもそもこのドラマ、まだ2話目なのに大丈夫だろうか? フジテレビの“月9”がブランド化され、主演に選ばれることがステータスだった時代はいずこへ……。ネット上でも「ピンとがずれてる」「くだらなくて見てられない」「「身勝手なヒロインに共感しろていうほうが無理」など、厳しい評価が目立つ。平均視聴率7.1%という結果こそが、月9に対する民意なのではないだろうか。もう打ち切り路線は確実といえそうだ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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