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『奥様は、取り扱い注意』、なぜ突然に視聴率上昇?甘ったれたセレブ妻たちに反感噴出

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『奥様は、取り扱い注意』公式サイトより

 11月1日に放送された、綾瀬はるか主演の連続テレビドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)第5話が、平均視聴率14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の好成績を叩き出した。前週放送の第4話の11.2%から3.3ポイントの大幅アップで、現時点での自己最高を更新。今回は主婦たちが夫への不満を爆発させて“家出”するという内容が予告されていたので、女性視聴者の興味を引いたのだろう。だが、第5話の内容を冷静に振り返ると、今後はこの数字が暴落する可能性が高くなったようにも思える。

 同ドラマは、一見普通の主婦だが、実は “特殊工作員”だったという過去を持つ伊佐山菜美(綾瀬)が、その経歴を活かして町内の主婦たちが抱えるトラブルを解決していく、といったストーリー。第5話では、主婦仲間・大原優里(広末涼子)が大学教授の夫・啓輔(石黒賢)の家事や育児に非協力的な部分に我慢ならなくなり、家出を決断。その頃、菜美や同じく主婦仲間の佐藤京子(本田翼)もそれぞれの夫の態度に苛立ちを募らせており、優里に誘われて一緒に家を飛び出した。

 この展開に、ネット上では「主婦にも息抜きは必要だもんね」「友達と家出って楽しそう! こんなに仲が良い主婦友がいてうらやましい~」などと、やはり女性とみられる視聴者の書き込みが散見された。だが、その一方で「3人とも恵まれてるのに贅沢じゃない?」といった指摘も。というのも、菜美たちはこのご時勢に、全員同じ住宅街で専業主婦をしている“セレブ”の身で、昼間はみんなで集まってランチをしたり、いろんな習い事もさせてもらっているからだ。

 もちろん、どんな立場にあってもそれなりの悩みはある。たとえば、優里はもともと外で働きたいと希望していたのに、啓輔がいつまで経ってもいい顔をしないこと。そして、京子は夫・渉(中尾明慶)の母・良枝(銀粉蝶)と同居しており、子作りを急かされてプレッシャーを感じている。しかし、菜美に関しては夫・勇輝(西島秀俊)が“約束していた買い物に乗り気じゃない”とか“靴下を脱ぎっぱなしにする”といった欠点以外は、下手な料理も文句を言わずに食べるなど、むしろ心優しい夫という印象が強い。そのため、ネット上では「優里と京子には共感するけど、菜美が家出とか甘えすぎ」とあきれる声も多かった。

 また、妻に家出された夫たちも3人で話し合う流れになり、勇輝や渉にはなんとなく反省がみられたものの、啓輔は“妻を外に出したくない”という思いを消せず……。結局、優里が帰ってきて「乳がん」の疑いがあったことを伝えた後も、その主張は変わらなかった。この展開には正直ガッカリしたし、ショックを受けた優里が勢いで“合コン”に参加しそうな動きをみせたのにも失望した。同ドラマは間違いなく女性向けに作られていると思うのだが、どんどん女性の反感を買いそうな要素が増えてきてしまい、この分では次週以降の視聴率が思いやられる。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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