NEW

視聴率ボロボロだった『めちゃイケ』『みなさん』、打ち切り決めた「フジ局内の大事件」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
岡村隆史

 11月3日、スポーツニッポンがフジテレビの長寿番組である『とんねるずのみなさんのおかげでした』と『めちゃ×2イケてるッ!』が来年3月限りで終了すると報じた。その後、お笑い芸人のたむらけんじが自身のインスタグラムで、『めちゃイケ』の片岡飛鳥プロデューサーからメールで終了の報告があったと明かし、『めちゃイケ』の終了は確定的となった。長期間にわたりフジの看板番組として放送されてきた両番組も、近年は視聴率が低迷していた。

「最近3カ月で2番組とも、視聴率2ケタは1回しかない。ともにスペシャルの時です。『みなさん』に関しては、タモリを迎えて『笑っていいとも!』のパロディをした9月28日の10%が最高です。そこまでして、10%がやっと。この日のオンエアで過去の人気キャラクターである保毛尾田保毛男を登場させたことで、LGBTの団体から猛烈な抗議を受けてしまった。この騒動によって、放送倫理に関する社員研修がこれから何度も行われることになり、1番組にとどまらない影響を社内に及ぼしてしまいました」(テレビ局関係者)

 スペシャルでギリギリ2ケタを取るだけで、通常回はかつてない視聴率を叩き出してしまっていた。

「『めちゃイケ』は8月5日に4.5%、『みなさん』は10月12日、26日に5.2%を出してしまった。低迷しているフジ全体を通してみても、ゴールデン帯では取ってはいけない数字。長寿番組だし、番組自体の知名度は高いので、いつか復活してくれないかという思いで上層部は見守ってきましたが、さすがにここまで視聴率が取れなくなると、終了は仕方ない」(同)

 打ち切りは数年前から囁かれていたが、なぜ現在まで伸びたのか。

「『いいとも』の後遺症があった。『いいとも』は数字が落ちてきてはいたが、それでも1年を通してみれば最後の年となった2013年も同時間帯1位の視聴率を保っていた。惜しまれながら終了したことで、逆にフジを観る習慣がよりいっそう消えた。しかも、後継番組である『バイキング』が1%台を記録するなど散々なスタートとなったことで、なんで『いいとも』を切ったんだと非難を浴びたのです」(別のテレビ局関係者)

『いいとも』が余力のある状態で終わって視聴者離れを起こしたことで、2つの番組の寿命は伸びたというのだ。

「『めちゃイケ』は14年から、『みなさん』も15年あたりから1ケタが目立つようになったので、打ち切りの話は出ていたが、『いいとも』のこともあったし、ボロボロになるまでやろうということになっていた。他の番組も元気がないので、相対的にもう少し様子を見てみようということでした。しかし、そのデッドラインすら越えてしまったのが現状です」(同)

 フジ低迷を物語る、2つの番組の終了となった。
(文=編集部)

視聴率ボロボロだった『めちゃイケ』『みなさん』、打ち切り決めた「フジ局内の大事件」のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、とんねるずのみなさんのおかげでしためちゃ×2イケてるッ!フジテレビの最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!