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『陸王』、ヘンテコな劇中歌がドラマぶち壊しで酷評続出

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ドラマ『陸王』公式サイトより

 前回から1ポイント上昇し、平均視聴率が15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった連続テレビドラマ『陸王』(TBS系)の第3話。今クールは、米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』の独壇場と思われていたが、巻き返しを図れるだけの余力はまだ十分にありそうだ。

 第3話では、繭に特殊加工を施した、「シルクレイ」の特許をもつ飯山晴之(寺尾聰)がマラソン足袋「陸王」開発チームに本格的に参加。宮沢大地(山﨑賢人)が就職活動の傍らアシスタントを務めることになり、ランニングシューズのソールに最適な硬さにするために日夜奮闘する様子が描かれた。だが、何度挑戦しても失敗ばかりで成功をイメージできない大地。挙句の果てには、連日続く徹夜作業のせいで、やっと通過した入社試験の二次面接に遅刻、面接を受けられなかったことで飯山に八つ当たりするのだった。

 飯山の指示で家に帰されてしまった大地は、夜に社長でもあり父でもある宮沢紘一(役所広司)と共にコーヒーをもって飯山のもとへ差し入れに行く。そこで一人奮闘する飯山を目にして、大地は心打たれたのか次の日からは再び作業に没頭しはじめる。そして、冷めたコーヒーからヒントを得た飯山の“カン”によって、無事にシルクレイを目標としていた硬さに設計することができたのだった。

 2話目までは社長・宮沢を中心として「陸王」開発の様子が描かれてきたが、息子の大地は就活に悩む苦学生というぐらいの薄い印象だったが、ようやく3話目にして大地がストーリーに入ってきた形だ。そして、どこか父親や家を継ぐことには反抗的だが、仕事に対してはまだ夢を描いている若者の姿だったり、悪戦苦闘しながらも自分の居場所を求めもがいている姿だったりが、ドラマ内の人間模様に刺激を与えている様子。

 実際に視聴者からも「山崎賢人ってこんな自然な演技ができる人だったんだ」「イケメン俳優というイメージしかなかったけど、今回は良い!」とネット上では好評で、大地の奮闘ぶりをみて「胸が熱くなった」という人も多いようだ。また、山崎賢人と言えば、ドラマでは主演やイケメン枠として出演することがほとんど。それだけに、『陸王』の番宣では三番手、四番手にも関わらずひっぱりだこだったが、ただの宣伝要員ではなくしっかりドラマ内にも存在感を発揮できる役がらであったようだ。

 一方、この“泣ける”展開に水を差していると酷評の嵐なのが劇中歌の「Jupiter」。元々はホルストの組曲「惑星」の第4曲をモチーフとして作られており、その平原綾香が歌う壮大なイメージを持つこの楽曲だが、今回カバーしているのは平均年齢17歳のLittle Glee Monster。そのためか声がまだ若く、初回の放送時からネット上で「曲、いらない」「曲がながれてくると一気にシラケる」と酷評を受けている。まだ本家の「Jupiter」であればイメージ的にもよかったのかもしれないが、なぜカバーにしてしまったのか。「こはぜ屋」同様に再起を図ろうとしてる俳優に、劇中歌が水をさす結果にならなければいいのだが…。

 いよいよ本格的に「陸王」がかたちになる中で、大地を含め茂木がどう「こはぜ屋」とタッグを組んでいくのかも見どころだ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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