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松坂大輔、事実上「戦力外通告」で引退濃厚…年俸3年12億円で「0勝」

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プエルトリコのウィンターリーグでプレーする松坂大輔投手(写真:アフロ)
 2年ぶりの日本一という熱狂の陰で、福岡ソフトバンクホークスから松坂大輔投手が退団することが発表された。


 2015年にアメリカ・メジャーリーグから3年12億円(推定)という契約でソフトバンクに入団した松坂投手。復帰1年目は8月に右肩を手術し、1軍登板ゼロに終わった。リハビリの末に16年の最終戦で復帰後初登板を果たしたが、再び右肩を痛め、今シーズンは2軍戦にも出場していない。

 大きな期待とともに日本球界に復帰したものの、3年間で1軍での登板は1試合(1イニング)のみに終わった。ソフトバンクはコーチ契約というかたちで松坂投手の復帰を後押しする姿勢を見せたようだが、現役にこだわる松坂投手が退団を選択したという。

「ソフトバンクには、斉藤和巳という前例があります。エースとして活躍後に右肩を痛めた斉藤を3軍リハビリ担当コーチという契約で球団に残し、3年にわたって選手としての復帰をサポートしたのです。

 松坂といえば、1999年のルーキー時代から2007年のメジャー移籍まで、日本球界を盛り上げた功労者。ソフトバンクとしては、最大限の配慮を見せたといえるでしょう。とはいえ、コーチ契約の提示は事実上の“戦力外通告”といえます。

 あえて退路を絶った松坂の決断は刮目に値しますが、現実は厳しい。リハビリ中の37歳を獲得する球団があるかどうかは、まったくの未知数です。強いていえば古巣の埼玉西武ライオンズが挙げられますが、すでに渡辺久信シニアディレクターが『戦力としては厳しい』と獲得の意思はないことを表明しています。

 その西武は、東北楽天ゴールデンイーグルスを退団した松井稼頭央を獲得する姿勢を見せています。いずれも、西武からメジャーにわたり、日本球界に復帰した“レジェンド”といえる選手ですが、西武は42歳の松井のみを古巣に復帰させる方針です。はっきりと明暗が分かれたといえるでしょう」(スポーツライター)

松坂大輔、このまま引退の可能性も…


 今シーズンは3月25日のオープン戦で広島東洋カープを相手に7回を無安打無失点に抑える好投を見せた松坂投手だが、その後に再び右肩の違和感を訴え、実戦から遠ざかっている。

 シーズン開幕当初の4月に発売された「Number」(文藝春秋)のなかで、松坂投手は以下のように心境を語っている。

「周りの人が持ってるイメージのまんま、そうであり続けたいと一番強く思っているのは僕ですから……悔しいとか残念とか、そういう気持ちを強く持ってるのも僕自身なんです」

 前出のスポーツライターは、以下のような見方を示す。

「仮に復調したとしても、全盛期の松坂のピッチングが戻るわけではないのは明らか。そもそも、肩と肘に“爆弾”を抱えた状態で日本に復帰し、ソフトバンクで3年という時間を費やしてもコンディションが上がらなかったのですから、復調を期待するのも現実的ではない。手を挙げる球団がなければ、このまま引退の可能性もあるでしょう」(同)

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