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『刑事ゆがみ』、地味だが超面白い!クソつまらない月9『民衆の敵』と視聴率逆転間近

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『刑事ゆがみ』公式サイトより

 浅野忠信主演の連続テレビドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)第4話が、11月2日に放送された。平均視聴率は6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同ドラマは主人公・弓神適当(浅野)とその相棒・羽生虎夫(神木隆之介)がさまざまな事件の真相に迫る“刑事モノ”で、ここまですべて1話完結となっている。毎回、豪華なゲスト出演者にも注目が集まっていたものの、今回は正直ビミョー……と思いきや、見事な配役&演技に引き込まれてしまった。

 第4話では、建築士・大山昇(姜暢雄)が、自ら設計を手掛けたデザイナーズビルから転落死。警備員によれば、ビルの外階段から人の争う声が聞こえて駆けつけたところ、現場には大山の婚約者・高遠玲奈(池端レイナ)とその同期・堤祥子(高梨臨)がおり、大山はすでに階段下に倒れていたという。そこで、彼女たちからも事情を聞くと、高遠が大山と2人でビルの完成祝いを行っていた時に、堤が現れたとか。堤は大山からのストーカー行為に悩んでいたといい、それを止めさせるために話をしに来たそうだが、大山と揉み合いになり、堤が大山の手を振り払った際、バランスを崩しそのまま転落したのだという。

 警備員を含む3人の証言は一致しており、堤は「正当防衛」を主張。しかも、堤は以前ストーカー被害について交番に相談に行ったのに、警官がまともに取り合ってくれなかったとも。実は、堤の対応をしたのは当時交番に勤務していた羽生。自分の不手際が思わぬ事態を招いたとして焦る羽生だったが、弓神とともに捜査を進めていくと、堤が守ろうとしていたとある“秘密”にたどり着く……という展開だった。

 今回のゲスト出演者は、高梨、姜、池端と、堤の部下・飯杉真澄を演じた飯豊まりえ。第1話のゲストが杉咲花に岡田義徳、小倉優子、第2話が斎藤工、水野美紀、中川大志、第3話が寺脇康文だったのと比べると、第4話はパッとしない、いささか地味な顔ぶれだ。今回のメインだった高梨も、個人的には好きで応援している女優ではあるけれど、ほかの回のメインゲストたちと比べると格はやっぱり一枚落ちる。

 また、脚本に関しても、第4話を鑑賞する前は「1話完結モノは見やすいものの、ちょっとマンネリ化するというか、お話がつながらい分、ドラマ全体的な盛り上がりには欠ける。そろそろ中だるみするかな?」なんて心配していた。そこに地味キャストへの不安も加わって、正直今回はあまり期待していなかったのだ。

 しかし今は、「今回も見て良かった!」と、本気で思っている。まずは脚本が、中だるみに陥りがちな第4話にこそ相応しい、スパイスの効いた内容になっていた。これまで放送されたどの話も面白かったけれど、今回ほど切なさややるせなさを感じた話はなかったし、ウルッとしてしまったのも初めてだ。さらに、高梨のようにどこかミステリアスな雰囲気の美女が、堤というキャラクターを演じたのも大正解。また、飯豊の真澄役も意外と良い感じで、見ていて「あ~、こういう女いるよね~」と思えるくらいの妙なリアリティを楽しませてもらった。

 次週は第5話で折り返しを迎えるし、まだまだ中だるみの心配はあるけれど、今後も良い意味で予想を裏切ってくれるだろうか。期待したい。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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