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井上真央、復帰に完全失敗…フジ系『明日の約束』がゴールデン帯なのに視聴率5%台

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『明日の約束』公式サイトより

 11月7日に放送された井上真央主演の連続テレビドラマ『明日の約束』(フジテレビ系)第4話が、平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週の第3話で5.4%に落ち込み、微増はしたものの相変わらず5%台から抜け出せずにいる。

 井上が演じるのは、高校のスクールカウンセラー・藍沢日向。バスケットボール部に所属していた生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)の“不可解な死”に隠された真実に迫ると同時に、自身の母・尚子(手塚理美)に支配された生き方とも向き合っていくという役どころだ。

 第4話、日向は圭吾の担任・霧島直樹(及川光博)からバスケ部顧問・辻哲哉(神尾佑)が夜道で何者かに襲われたとの連絡を受ける。また、インターネット上にはバスケ部キャプテン・長谷部大翔(金子大地)の“校内暴力”を印象づけるような動画が流出。一方で、圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)は当初から息子は「学校で受けたイジメ」が原因で自殺したと主張していたが、学校側から一向に謝罪が得られないことに業を煮やし、「鎌倉からイジメを根絶する会」とタッグを組む……という展開だった。

 圭吾の“死”の裏に“イジメ以外の何か”があったのは明確で、そこには間違いなく真紀子が絡んでいるだろう。圭吾が生きていた第1話の段階で、真紀子は表向きには息子を心配しつつも行動を管理、制限している描写がみられ、視聴者に不気味な印象を与えていた。さらに、圭吾が死んでしまった第2話以降は、“悲劇の母”としてマスコミや今回の団体を巻き込んで“学校の非”を訴えているが、家庭では圭吾の妹・英美里(竹内愛紗)に無関心すぎるように見えるのも引っかかる。このように、真紀子が見せる言動のひとつひとつが怪しく、恐ろしく、見ているこちらもジワジワと追い詰められていくような感覚を覚えてしまう。仲間の演技にはそれほどの“力”があるということだ。

 仲間だけでなく、同ドラマに出演している役者はみんないい味を出している。暗い内容が視聴率を下げていると思われるものの、もし制作側が「数字が獲れなくたっていいから、とことんシリアスなドラマで世の中にメッセージを発信したい」と思って作っているのならば、“重み”のある演技ができるキャストを揃えたことは評価したい。

 主演の井上もしっかり役に入り込んでいると感じるし、綾瀬はるかが現在放送中の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)で主演していたり、昨年10月クールに石原さとみが主演した『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(同)や、今年1月クールでは吉高由里子が主演の『東京タラレバ娘』(同)など、同世代の女優が比較的ポップな作品に出演しているのと比べると、なんとなく“格”が違うような印象を受ける。

 しかし、井上にとっては果たしてそれが“正解”だったのだろうか。“2年ぶりの連ドラ主演”という点でも、綾瀬たちのように視聴者が親しみやすい作品、役柄を選んだほうが良かったのかもしれない。そもそも「井上の代表作」として思い浮かぶのは、やはり『花より男子』シリーズ(TBS系)……。『花男』の主人公・牧野つくしのように元気ハツラツでかわいらしいキャラクターの方が、「見たい」と思うファンも多いのではないか。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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