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どうしたんだフジテレビ!『刑事ゆがみ』、今後の展開が気になって仕方がない!

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『刑事ゆがみ』公式サイトより

 9日放送の連続テレビドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)第5話が、平均視聴率6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回の7.6%から第2話は5.8%と数字を落としたものの、第3話で6.0%、第4話は6.3%……と、わずかながら回復傾向となっている。また、今回はドラマ全体の“鍵”になりそうな展開が繰り広げられた。

 同ドラマは、刑事らしからぬユルさとは裏腹に“犯罪者の心が読める”という能力に優れた主人公・弓神適当(浅野忠信)と、正義感と腹黒さを持ち合わせた・羽生虎夫(神木隆之介)がさまざまな事件を解決していく、いわゆる“バディもの”。

 弓神や羽生が所属する「うきよ署」に、「花道署」から誘拐事件への捜査協力の要請が入った。誘拐されたのは、元花道市長の父を持つ宇津巻京子(板谷由夏)と、その婿で市会議員を務める誠治(丸山智己)の娘・真利奈(後藤由依良)。弓神と羽生は捜査を進めるうちに、誠治が秘書・音島カレン(桜井ユキ)と不倫していることを知る。その後、弓神が暴いた誘拐犯は驚くべき人物だった……という物語が描かれた第5話。

 誘拐事件自体は解決して終わったが、それに加えて「ロイコ事件」というキーワードが浮上したのは見逃せないところ。7年前に花道署管轄内である夫婦が殺害され、幼いひとり娘だけが生き残った事件で、事件の内容が小説『ロイコ』に酷似していたために「ロイコ事件」と呼ばれたのだとか。ロイコとは、カタツムリに寄生して脳まで支配する寄生虫「ロイコクロリディウム」を略したもので、事件現場にはカタツムリのマークが残されていた。事件によって小説はベストセラーとなったが、後に犯人は作者の横島不二実だと発覚。横島は逮捕前に自殺してしまったものの、彼を追いつめたのが弓神であり、今回の誘拐事件でもカタツムリマークが使用されていたことで、うきよ署に協力要請があったというワケだ。

 一方、これまで弓神の“裏のバディ”として捜査に協力してきた天才ハッカーの“ヒズミ”こと氷川和美(山本美月)は、テレビの報道でカタツムリマークを見て激しく動揺。「ロイコ事件」で生き残ったひとり娘がショックで記憶を失くし、失声症になったという情報と、ヒズミが今まで一度も言葉を発していないことから、恐らく生き残ったひとり娘はヒズミなのだろう。今後は各話ごとのさまざまな事件と同時に、ヒズミにまつわるストーリーも展開されていくと思われる。

『刑事ゆがみ』は漫画家・井浦秀夫の同題作品を実写化したものだが、ヒズミはドラマオリジナルキャラクター。こうしたキャラクターの投入は「原作改悪」「余計なことをするな」と原作ファンから批判の対象になりがちだし、フジのドラマならなおさら懸念されるところだ。しかし、ヒズミに関しては同ドラマに深みを与えるキャラクターとして、しっかり生きていると思う。

 なお、今回は冒頭でリリー・フランキーの特別出演があった。本当に今回限りの“チョイ役”だったとみられるが、第2話の斎藤工といい、ビッグネームを本気で無駄遣いしているところも面白い。フジのドラマでこんなに「次はどんなゲストが出るんだろう?」とか「この先どうなっていくの!?」とワクワクするなんて、いつぶりだろう。こうした視聴者の気持ちが数字と比例していくことを祈りたい。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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