NEW

テレ朝、『72時間ホンネ』完全無視し、ジャニーズ近藤真彦の新曲発売を大々的に報じる

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
六本木ヒルズ内にあるテレビ朝日本社(「Wikipedia」より/Wiiii)

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が出演し、11月2日から5日まで生放送されたインターネットテレビ番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)は、同局最高となる累計視聴者7400万を記録した。

 視聴率が低迷し影響力の落ちている地上波テレビ局にとって、ネットテレビの存在は脅威に違いない。迫り来る巨大な力を恐れているためか、各局ともそのフィーバーぶりを報道していない。しかし、AbemaTVに40%出資しているテレビ朝日にとっては、喜ぶべきニュースのはずだが、テレビ局関係者は語る。

「テレ朝には早朝の『グッド!モーニング』、午前8時からの『羽鳥慎一モーニングショー』、昼の『ワイド!スクランブル』、夕方の『スーパーJチャンネル』と4つも芸能情報を扱うことのある番組があります。『グッド!モーニング』はスポーツ紙の芸能面を引用して報道する。放送日やその直後数日間のスポーツ紙では『72時間』について大きく報じられていたので、普通なら取り上げる場面です。しかも、出資先会社の成功ですから、大々的にしつこいくらいやってもおかしくない。それなのに、いずれの番組でも一切、報じられませんでした」(テレビ局関係者)
 
 この背景には、AbemaTVに60%出資しているサイバーエージェント藤田晋社長が独断で『72時間』放送を決めたことへの反発心が窺える。藤田社長は雑誌「AERA」(朝日新聞出版/11月13日号)で、「出資を受けているテレビ朝日にも、申し訳ないと思ったけれど伝えなかった。正直、誰にも止められたくないという思いが強くありました」と語っている。

「裏を返せば、テレ朝に話せばストップを掛けられる可能性があると思ったのでしょう。テレ朝は視聴率の決して悪くなかった香取慎吾の『SmaSTATION!!』を9月で打ち切り、時間帯こそ違いますが、ジャニーズ事務所の東山紀之がMCを務める『サンデーLIVE!!』を始めた。普通に考えて、テレ朝はジャニーズに忖度しているという印象を受ける。藤田社長の気持ちはよくわかります」

 一方で、嵐・二宮和也の主演映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』の舞台あいさつの模様はVTRを交えて、『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』で報じていた。翌日、近藤真彦の新曲についても、『グッド!モーニング』『ワイドスクランブル』で伝えていた。

「情報番組は本来、視聴者が求めるものを伝えるべきものです。二宮の映画はまだしも、累計視聴者が7400万を超えた『72時間ホンネテレビ』を取り上げず、最近売上が芳しいとは言いがたい近藤真彦の新曲のニュースを視聴者が求めていると判断したのでしょうか。別にジャニーズが広告枠として買っているわけではないのに、事務所に忖度したような番組制作には疑問しかありません。結局、テレ朝は視聴者のほうを向かず、ジャニーズにばかり気を遣っている。そんな姿勢で視聴率が取れるわけない。これでは、ますますテレビは衰退していきますよ」(前出と別のテレビ局関係者)

 テレ朝はいったい、どの方向を見て番組をつくっているのだろうか。
(文=編集部)

テレ朝、『72時間ホンネ』完全無視し、ジャニーズ近藤真彦の新曲発売を大々的に報じるのページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、ジャニーズ事務所テレビ朝日香取慎吾の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!