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『監獄のお姫さま』に絶賛の嵐!優れた演出&圧巻の演技力、予測不能な展開!

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『監獄のお姫様』公式サイトより

 小泉今日子主演の連続テレビドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第5話が14日に放送され、平均視聴率は前回から0.2ポイント増の8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)だったことがわかった。

 第5話では、EDOミルク社長・板橋吾郎(伊勢谷友介)の元交際相手であったしのぶ(夏帆)が服役中に男児を産み、刑務所内で育てたという過去が描かれた。だが、受刑者が我が子と一緒に暮らせるのは最大1年半と定められている。しのぶは悩んだ末に、「絶対に吾郎には渡さないでほしい」との条件付きで、勇介と名付けた我が子を母・民世 (筒井真理子)に託すことを決めた。そして訪れた別れの日。しのぶから勇介を受け取った民世が車に乗り込もうとした時、助手席から長身の男が降りてきた。それが吾郎であることに気づいたしのぶは必死に我が子を取り戻そうとするが、刑務官に制止される。1年半にわたって勇介の面倒を見てきた刑務所の仲間たちも、ただただ目に涙を浮かべてその場に立ち尽くすことしかできなかった――という展開が描かれた。

 この第5話について、ここまで見続けた視聴者を納得させる出色の回だったと評したい。まず、カヨたちがしのぶのために犯罪行為に手を染める本当の動機が明らかにされた。しのぶの一方的な話を信じ込んで吾郎を悪者と決めつけていたわけではなく、悪魔のような笑みを浮かべた吾郎に目の前でわが子・勇介を奪われたことへの怒りが根底にあったのだ。彼女たちは共同で勇介を我が子同然に育てていたのだから、全員が「我が子を吾郎に奪われた当事者」であるとも言える。

 出所した服役囚が再び犯罪行為を犯す理由としては十分すぎるほど十分だ。視聴者の感想も「泣きながら誰かに引き取られていくなんて考えただけでもつらすぎる」「あんなの目の前で見せられたら絶望的になる」「同じ母親として考えうる限りまあまあ最強の地獄」など、しのぶやカヨたちに感情移入するものが多かった。

 勇介の存在によって刑務所内が明るくなり、最終的には若井(満島ひかり)ら刑務官まで勇介をかわいがるようになっていたという描写も人間味があって良かった。しのぶと勇介の別れの場面では、勇介を吾郎から取り返すために駆け出したしのぶを「ダメ!」と必死に押しとどめる若井の目にうっすらと涙が浮かんでいるのが映し出された。刑務官である若井がなぜ元受刑者たちと一緒に犯罪に加わっているのかを一瞬で説明する優れた演出だったと思う。

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