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部屋は綺麗にならなくてもいい!? メンタリストDaiGoがあなたに問う「片づけの心理法則」とは

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■本当にやりたいことに集中する!DaiGo式・片づけメソッド

 「メンタリズム」という言葉を世に広め、現在は作家やビジネスアドバイザー、大学でも教鞭をとるなど多方面で大活躍しているメンタリストDaiGo氏だが、実は「片づけ」にもこだわりを持っている。

 科学的知識や心理学のノウハウをもとに、初めて「片づけ」というテーマに取り組んだ意欲作『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』(学研プラス刊)はDaiGo式・片づけのメソッドが詰まった一冊だ。

 DaiGo氏が考える片づけの目的は、「本当にやるべきことだけをやる環境をつくり、目標を達成し、成功を手に入れること」。散らかった部屋を綺麗に整えることは重要な目的ではないという。

 ここでは、あまたあるメソッドの中から、気軽に試しやすい片づけのメソッドを3つご紹介しよう。

【1】“1イン2アウト”のメソッド

 これは文字通り「1つ入れたら2つ出す」という習慣で、何かモノを1つ手に入れたときには、2つのモノを処分するということを徹底させるメソッドだ。

 たとえば、ワードローブに新しくジャケットを1着加えたいとき。目新しさから欲しくなったものの、すでに同じタイプのジャケットを持っていることもあるだろう。

 そんなときこそ、「1イン1アウト」ではなく、「1イン2アウト」の心理的な習慣づけが効果的だ。ジャケットを1着加えたら、家の中のモノを2つ処分する。こうすることで、モノが勝手に減っていくばかりではなく、「自分が持っているモノ2つを手放してもほしいかどうか」という基準ができるメリットもある。

【2】“トラベラー思考”のメソッド

 これは捨てるかどうか迷ったときに効果的な方法だ。やり方は簡単で、「旅行者の心理状態」でモノを減らすのだ。

 たとえば、3カ月以上の長期旅行に出かけるとしよう。目の前には荷物を詰めるためのトランクがある。そこで、「これは旅行に持って行きたいモノか」「一緒に旅したいモノか」と自分に問いかける。

 旅行時を思い出せば分かるように、人間はトランク一つで基本的な生活は送ることができる。だから、「旅行に持っていく/持っていかない」という選択基準を持つことで、それが自分にとって本当に大事なモノか、捨てるべきモノかが心理的にわかるようになるのだ。

【3】“スケジュールが真っ白”のメソッド

 目の前のやるべきことが少ないときほど、1点集中の努力により成果は出やすくなる。そのため、つねに予定が入っていない時間、つまり「やりたいことだけに集中できる心理状態」をつくることが目標達成には不可欠だ。

 そんな心理状態にするにはどうすればいいのか? DaiGo氏は、スケジュール帳をできるだけ「真っ白(ブランク)」に近づける“時間の片づけ”が成功への近道となると語る。

 「やってもいいし、やらなくてもいい」と思われる“雑事”を一つひとつ吟味し、思い切って消していく。そして、ぽっかりと空いた時間で自分と向き合い、自分は何をやりたいのかを自問自答するのだ。

 その上で、本当にやるべきことに1点集中すれば、あなたは価値の高い時間を過ごし、大きな結果を出すことができるだろう。

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