NEW

『明日の約束』、早く打ち切らないと視聴率2%台の『HEAT』の悪夢再来も

【この記事のキーワード】

, , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
明日の約束 | 関西テレビ放送 カンテレ」より
 11月28日放送の連続テレビドラマ『明日の約束』(フジテレビ系)第7話が平均視聴率4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前週第6話の4.6%から、さらにダウン&自己ワーストを更新してしまった。


 同ドラマは、井上真央演じる主人公のスクールカウンセラー・藍沢日向が、勤務先の高校の生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)が亡くなった“真相”を追及するというストーリー。生前の圭吾と、その母・真紀子(仲間由紀恵)の関係性に違和感を抱きながら、自身も母・尚子(手塚理美)に支配されてきた人生と向き合わなければならない……というように、今作では子どもにとって“毒”になる親、つまり「毒親」の姿も描かれる。

 作中では、圭吾の死や母親たちの毒親っぷりのほか、イジメ問題や復讐劇といった重い話が続いていたが、第7話では圭吾の妹・英美里(竹内愛紗)の援助交際疑惑、さらに日向の恋人・本庄和彦(工藤阿須加)の“本性”も露呈するなど、シリアスな展開に拍車がかかった。

 妙に結婚を急いでいた和彦は、日向が学校のことでクソ忙しいというのに“両家の顔合わせ”を決行。しかし、日向は英美里の件に巻き込まれてしまい、顔合わせに間に合わなかった。その夜、日向は謝罪のために和彦の自宅を訪れたのだが、尚子の“外面”にだまされている様子に反論したところ、彼が豹変してしまったのだ。

 そんな物語と同様に、視聴率も絶望的な数字を刻んでいる。第5話までは5%台で踏みとどまっていたものの、第6話で4%台に転落すると、あっという間に3%台目前に……。フジは最近も、7月クールに放送していた真木よう子主演の『セシルのもくろみ』で3%台まで落ち込み、第9話で“打ち切り”となった。フジからすれば、真木よりも井上への期待値のほうが高かったと思うが、早く“決断”を下さなければ、もっと大変なことになりかねない。

 というのも、『明日の約束』が放送されている「火曜夜9時枠」は、1年前まで「火曜夜10時枠」だったのだが、同枠で2015年にEXILE・AKIRAが主演した『HEAT』は3%台を連発したばかりか、第6話で2.8%を記録。実力派女優の井上だけに、さすがに2%台はあり得ないと思うが、今作の不振はもはや井上の演技うんぬんの問題ではない。ただでさえ暗いストーリーに、これでもかといわんばかりの不幸が続出しているので、見ていて本当にしんどいのだ。視聴率が4%台すら切ろうとしている今では、「いったい誰が見ているの?」とも思うが。

 演技が悪くないといえば、今回工藤が見せた和彦の豹変シーンも見事だった。本人のイメージからか、工藤はさわやかな役柄が多いように感じるが、もしかしたら、和彦のように“二面性”のあるキャラクターを演じることで、そのギャップもプラスに作用して評価されやすいのかもしれない。ちなみに、工藤は『HEAT』にも出演していたが、『明日の約束』は爪痕を残せたという点では、打ち切りが決まっても安心だろうか。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

『明日の約束』、早く打ち切らないと視聴率2%台の『HEAT』の悪夢再来ものページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、ドラマ井上真央明日の約束視聴率の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!