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『オトナ高校』、三浦春馬の見事な童貞演技で「珠玉の童貞成長物語」に昇華

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土曜ナイトドラマ『オトナ高校』|テレビ朝日」より
 三浦春馬主演の連続テレビドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)の第6話が、11月25日に放送された。


“少子化対策”と銘打って、性経験のない30歳以上の「やらみそ(ヤラないまま三十路)」の男女が強制入学させられた「オトナ高校」が舞台の同ドラマ。公式サイトには、主人公の荒川英人(三浦)が“童貞卒業”を目指すなかで「人として成長」していく……などと書かれているが、イタい展開が続いている。

 第6話では、国家の極秘プロジェクトだったはずの「オトナ高校」の情報が、英人とその上司・権田勘助(高橋克実)の写真とともに流出&拡散されてしまった。2人はともに童貞という秘密が公になってしまったことに愕然としていたが、逆に“ネットの有名人”として一躍人気者に。

 一方で、流出した画像に顔の一部だけ写り込んでいた園部真希(黒木メイサ)も、ネット民によって「特定」されてしまった。以前から真希のことが気になっていた英人は、自分がエリートであるにもかかわらず童貞なのは「誰かのために」行動できていなかったからだと考え、彼女を守ろうと決意。結局、空回りして真希を怒らせてしまう場面もあったが、最後には不器用ながらも“告白”に至った。

 また、今回は同性愛者の川本・カルロス・有(夕輝壽太)と、ひきこもりオタクの斑益美(山田真歩)が、新たな恋をめぐってライバル関係に発展。さらに、「ED」に悩んでいた権田は思わぬ体験から“回復の兆し”に気付く……という展開が繰り広げられた。

 ここまでの流れで、英人はプライドが高い人間なりに“自分に足りないもの”を考えるようになり、真希への感情を認めて告白するなど、確かに少しは成長しているのかもしれない。

 しかし今回、真希が不倫相手の上司・白鳥光一(髙橋洋)から辱めを受けた際に助けたのは権田だったし、川本の優しさや、益美が踏み出そうとしていることに比べたら、どうしても英人は“まだまだ”な残念な男に見えてしまう。

 とはいえ、これは三浦の高い演技力があってこそ感じられる“見事な童貞っぷり”といえるだろう。イケメンでさわやかで知性的な顔をしている三浦なのに、彼が演じる英人はどう見ても明らかに童貞。英人も最終回までにはもっと成長を遂げるのだろうが、なんならイタい童貞キャラのままでもいい気がしてきた。

 そのように思わせられたのは、「オトナ高校」のエロ小悪魔教師・姫谷さくら(松井愛莉)が、今回「好きでなくてもヤれる」と吐露したのを聞いたせいでもある。さくらは性経験が豊富とあって教師に抜擢された女性だが、実は本気で人を好きになったことはないという。それはそれで本人も悩んでいたのかもしれないが、そんな人間が生徒に性行為を推奨していたのかと思うと複雑だ。

 しかも、さくらは英人に失恋した川本が元気そうにしているのを見て、「本当はそんなに好きじゃなかったのかな?」と、発言。川本は、笑いながら「立ち直ろうとしてる」と返していたが、いくらさくらが「好き」という感情を知らないキャラだからといって、無神経すぎてビックリしてしまった。

 それに、さくら役の松井は三浦と違って大根役者もいいところなので、“本当の恋愛をしたことがない女性”という以前に“ただの性格が悪い女”に見えてしまう。英人の童貞キャラはずっと見ていても飽きないが、むしろさくらには一刻も早く成長してほしいものだ。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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