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基本的な「家事」の水準が異常に高い日本。家の中でまでせっせと働かなくてもいいのでは問題(『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』佐光紀子)

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正解のないWEBマガジン~wezzyより】

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Photo by Stephani Spitzer from Flickr

 子供が通う保育園では毎月1日に「保育園だより」「保健だより」「給食だより」が配られる。「保育園だより」には園長からのメッセージ、今月の行事予定、今月誕生日を迎える園児名、各クラスの近況などが記載され、「保健だより」にはその季節に気をつけたい風邪や感染症のことや虫歯予防についての情報がある。そして「給食だより」には、献立表とともに子供の食にまつわるアドバイス(旬野菜の紹介、苦手なものを食べられるための工夫など)が掲載されている。

 たとえば、「早寝・早起き・朝ごはん」と題して、朝ごはんを欠かさず食べることだけでなく、炭水化物・野菜・たんぱく質をバランスよく食べるように、食欲がない時はこれらを少量ずつ食べるよう書かれてあった。その内容が「食事は楽しく、手抜き料理OK!」「レトルトでも冷凍でもスーパーの総菜でもコンビニ弁当でもいいからできるだけバランスよく」というような、保護者に楽・手抜きを推奨したり、あるいはそのコツを伝授するようなものであったことは、これまで(1年8カ月間)一度もない。

 なぜこんな話をするのかというと、先日、興味深いタイトルの新書『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』(佐光紀子著/光文社)を読んだからだ。そこには、日本では『ちゃんと家事』のプレッシャーが広く深く浸透していて、とりわけ女性は丁寧できちんとした家事に縛られ過ぎているのではないか、といったことが書かれていた。

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