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垣田達哉「もうダマされない」

危険な食品添加物「リン酸塩」、セブンやイオンが使用中止の裏事情

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 ちなみに、イオンリテールも「週刊現代」のアンケートに対し、「グリーンアイフリーフロム」シリーズのハム、ソーセージ5品目では、リン酸塩を使用していないと答えている。

安全・安心志向の顧客を取り込む


 一般の消費者には、聞き慣れない添加物であるリン酸塩だが、無添加志向の顧客は一定数いる。小売企業側としては、そうした顧客を逃がさないために、添加物準フリー商品は必須アイテムなのだ。しかも、付加価値商品であり、わずかだが高額商品なので、売上や利益に貢献する。

 しかし、他の添加物いっぱいの商品に影響が出るので、大々的に宣伝することはできない。セブン、ファミマ、イオンにとって今回のアンケート取材は「渡りに船」だっただろう。自ら宣伝できないことを週刊誌が代わってやってくれる。しかも、こうした記事は、安心安全志向の強い人が読む。「セブンやファミマ、イオンには、そんな商品があるんだ。もう一度売場をじっくり見て見よう」となれば、こんなおいしい宣伝はない。

 たとえ大手小売企業であっても、安売りだけでは商売は成り立たない。今まさに、健康志向、安全・安心志向の顧客をいかに取り込むかが、生死を分けるといえるだろう。
(文=垣田達哉/消費者問題研究所代表)

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