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『シン・ゴジラ』の影響で新『ゴジラ』ブームが到来中? 古くて新しいゴジラの魅力

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 未だに印象に残る昨年の『シン・ゴジラ』の大ヒット。その勢いに乗ってか、今年11月17日にはアニメ『魔法少女まどか●マギカ』(※●は星)シリーズで知られる虚淵玄が脚本を務めた、ゴジラ初の長編アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』も公開された。

 内容については賛否両論だが、公開初週末の興行収入成績は全国168スクリーンで土日2日間で動員7万1,200人、興収1億0,300万円(興行通信社)を記録、まずまずのスタートを切った。

『GODZILLA 怪獣惑星』公開にあわせて、11月12日には『シン・ゴジラ』が地上波初放送、展示会「ゴジラ IN 有楽町マルイ GOZILLA SHOW SPACE」(有楽町マルイ/2018年1月8日まで開催)も開催中と、『シン・ゴジラ』の大ヒットを機に、改めて存在感を示した日本映画界最大のスター・ゴジラの魅力をロックバンド「モノブライト」のベースでありながら、「東映特撮ファンクラブ」でコラムも手掛けるほどの特撮マニアとして活躍中の出口博之氏に語ってもらった。

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『GODZILLA 怪獣惑星』公式サイトより

『シン・ゴジラ』のヒットでブランド力再浮上

――ここにきてゴジラがいろいろ展開していますね。

出口博之(以下、「出口」) 『シン・ゴジラ』のヒットのおかげで、かつてないないほど注目度が高まりました。2017年に、怪獣映画をゴールデンで放送されるという時点で感慨深いものがあります。『シン・ゴジラ』は劇場に4回ほど足を運んだんですけど、テレビで放送しているとなると、仕事の手を止めて見入っちゃいましたね、「すげえなぁ」って(笑)。もやっぱり良くできている、ゴジラ・怪獣パニック映画のマナーに則って作られていて、その上良質なエンタメ作品になっているなと。

 ただ、その『シン・ゴジラ』も公開前はさほど話題になりませんでした。公開後、すごいクオリティだということで、口コミで広がって結果大ヒットになったわけですから、『GODZILLA 怪獣惑星』も、挽回はできるんじゃないかなと思います。

――『ゴジラ』のアニメ化は今回が初めてですよね?

出口 『ウルトラマン』はキッズ向けのテレビアニメが制作されたことはありましたが、ゴジラはななかったと思います、短編だとかコラボされてSD化されたゴジラなんかいましたけどね、つい先日の『クレヨンしんちゃん』とコラボしたように(笑)。

 映画公開前のPVを見た時点で、従来のゴジラファンが求めるゴジラや特撮の作法どおりの映像からはかけ離れていたんですよね。舞台が2万年後の地球と設定がSF寄りですし。あとご存知のように、今回のゴジラはかなりマッチョで、太いんですよ。ゴジラファンにどう受け入れられるのか、楽しみなところでしたけども……

――実際、鑑賞されてみていかがでしたか? 

出口 『GODZILLA 怪獣惑星』の、これまでのゴジラシリーズで徹底的に回避してきた「人類の完全敗北」から始まる物語に驚愕しました。アニメ作品だからこそ表現できる世界観は、ゴジラの今後の可能性の拡大を示したと思います。

 従来の特撮ファンにとって思わずニヤッとするかなりマニアックな小ネタも多く散りばめられているので、それを見つけるのも楽しい。ひとつだけ言うと、まさかハスの種でこんなに盛り上がるとは思いもよりませんでした。今作は物語のプロローグ的位置付け。ここから人類とゴジラがどのように対峙していくのか、続編に大いに期待できると思います。

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