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『オトナ高校』、今週末放送のスピンオフ版にファンの期待沸騰!

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土曜ナイトドラマ『オトナ高校』|テレビ朝日」より
 三浦春馬が童貞男子を演じた連続テレビドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)が、12月9日に最終回を迎えた。性経験のない30歳以上の男女「やらみそ(ヤラないまま三十路)」たちの奮闘を描いた同作は、深夜帯のドラマながらインターネット上で話題を呼んでいた。


 同作は、主人公のエリート銀行員・荒川英人(三浦)をはじめ、その上司・権田勘助(高橋克実)や商社のキャリアウーマン・園部真希(黒木メイサ)などの「やらみそ」たちが、公的教育機関・オトナ高校に強制入学させられ、“本当のオトナ”になるために脱・童貞、もしくは脱・処女を目指すというもの。深夜ならではの“はっちゃけストーリー”が展開された。

 知能は高いのにプライドもバカ高い英人は、前週第7話で真希と同棲生活をスタートさせるも“失敗”ばかりしていた。

 多くの視聴者は、英人が「童貞を卒業できるのか」「誰と結ばれるのか」「どのように成長するのか」といった点に注目して見守ってきたと思う。しかし、英人は最終回でも真希への思いやりが二の次になり、同棲解消を言い渡されてしまった。

 今回、英人は熱血教師・山田翔馬(竜星涼)の“クビ”を阻止するべく、リーダーとなってクラス全員での卒業を目指して奮闘。「誰かのために行動する」ことができるようになったという点では、英人も成長したといえるだろうが、恋愛面の不器用さは、そう簡単には変わらず。そのため、英人は結局最後まで童貞のままだった。

 英人が童貞およびオトナ高校を卒業できなかったという結末は、まぁ妥当なオチだろう。同作の登場人物たちは、性経験をもって“オトナ”と認定されていたけれど、英人は仮に最終回までに童貞を卒業できたとしても、明らかに成長が足りていなかった。「こんな状態で誰かと関係を持ってしまうのか?」と心配していただけに、そうならなくてホッとした。

 それに、なんだかんだ言ってもネット上の満足度は高いもよう。「くだらなくて笑えた」「毎週ちゃんとおもしろかった」「三浦のハジけた演技が最高だった」などと、とにかく視聴者に笑いを届けていたようだ。

 私は当初、もっとメッセージ性のあるドラマかと思って見ていたのだが、くだらないことが売りの『オトナ高校』は、難しく考えず、クスッと笑って、キュンとして、時々ジーンとする……といった自然体で見るのが正解だったのかもしれない。

 また、いつも「2番手の女」だった真希の“Sっ気”と、「ED」に悩んでいた権田の“Mっ気”がパズルのピースのように見事にハマり、ラストでまさかのカップル成立。引きこもりオタクの斑益美(山田真歩)も翔馬への思いが成就し、同性愛者の川本・カルロス・有(夕輝壽太)は、自身の弁当屋で働く男性スタッフと結ばれた。

 これがゴールデンタイムの恋愛ドラマだったら「できすぎだろ!」とツッコみたくなるけれど、『オトナ高校』においては、「さまざまな立場の人間の悩みが救われる“優しい世界”で良かったなぁ」と思う。

 なお、12月17日には「AbemaTV」のAbemaSPECIALチャンネルで『オトナ高校スピンオフ~炎上のチェリークリスマス~』の放送が決定しており、同作のファンも楽しみにしている様子。公式サイトによると、英人はスピンオフでも「根拠なき妄想」を繰り広げて突き進むようだが、こんなに成長しない主人公も珍しい。それでも、ファンは「相変わらずだな」と笑わせてくれることに期待しているはずだ。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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