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冷めたごはんを許せなかった私が、イエモンの再結成を喜べるようになった理由

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正解のないWEBマガジン~wezzyより】

冷めたごはんを許せなかった私が、イエモンの再結成を喜べるようになった理由の画像1
(c)飯塚めり

 ごはんが冷めるのが許せない。とくに自分が人のために作ったごはんが冷えていくことが。

 家族以外の人と毎日食卓を囲むようになって、もう4年ほど経つ。同居している彼氏と付き合い始めた当初、私はとにかく精神が不安定で、ものすごく愛情に飢えていた。彼との生活の中で、とくに気持ちのバランスを崩しやすかったのがセックスと食事の場面だったと思う。

 私はよく彼に手料理を食べさせていた。一人暮らしのキッチンは狭く、コンロも一口しかない。手の込んだものは作れなかったけど、できるだけ品数を揃えて食卓が寂しくないようにしていた。一汁一菜で済ませるのが、なんとなく悪いことのような気がしていたのだ。料理をすることに対して妙なプレッシャーがあったのだと思う。

 そして私は、なぜか“料理が冷めること”に対して異常な恐怖を抱いていた。インスタントスープの素に熱いお湯を注ぎ、前日に煮炊きしたおかずをレンジにかけ、炊飯器から米をよそい、コンロの上のフライパンから炒め物を盛り付ける。冷たいものは最後。水気が多くて冷めにくいものから並べていくことにこだわっていた。準備を手伝ってくれた彼氏がちょっとでも順序を乱したり、支度に手間取って料理が冷めたりなんかすると、途端に不機嫌になる。あれはほとんど神経症に近い感じだったと思う。

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