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ケンタッキー、毎日食べ放題の店舗が「料理もデザートも豪華過ぎ」で悶絶!

文=A4studio

 一般的なKFCではチキンの注文時に部位の指定はできないと聞くし、この食べ放題店舗ではせめて、解説スタッフが常駐していてくれたら、と願うのは贅沢だろうか。そんなことを考えながら、「これがウイングだろう」と目星をつけたチキンを様子見で皿に取り、他の料理も見て回ることにした。

よくも悪くも、ビュッフェはチキンから目移りするほど多彩

 さすがのKFC食べ放題でも、「脂っこいものばかりはちょっと……」と肉オンリーを食すことを敬遠する客が多いのだろう、サラダバーは広めに展開されている。KFC定番の「コールスロー」はもちろん、別のコーナーには「温野菜のソテー」や「ソーセージと野菜のソテー」といった料理も見られ、野菜補給にはうってつけの環境が整っていた。

 一方、とにかく炭水化物をガッツリ食べたい人向けには「ガーリックライス」や「スパイシーチキンカレー」があり、他にもパスタ類や「フレンチトースト」「発酵バターミニクロワッサン」のようなパン類も豊富だ。

 デザートはカップゼリーや一口サイズのケーキ、アイスクリームなど全14種類。とりわけアイスクリームには、「塩大福」に「スイートポテト」という珍しいフレーバーがラインナップされており、絶対に味見して帰ろうと決意したものである。

 KFCでの食事自体が久々だった筆者は、オリジナルチキンを主体に攻めるつもりでこの店舗を訪れていた。しかし、これだけ多種多様な料理を目の前にすると「肉はほどほどに、バランスよく食べねば」といった意識も働いてしまう。

 骨を取る手間を面倒に感じたこともあり、オリジナルチキンは結局5ピースしか食べず、途中からは「カーネルクリスピー」(骨なしチキン)や「カーネリングポテト」も食すことに。これらもKFCのレギュラーメニューだが、定番からは微妙に外れている印象なので、むしろ新鮮な気分で味わえたかもしれない。

 そして個人的には、店内ののんびりとした雰囲気に調子を狂わされた感がある。来店客はファミリーやカップルが中心で、食べ放題だからといってガツガツしている客は皆無。幼児が座る席の前にチキンが盛られたプレートを置き、記念写真を撮っていた母親の姿には、ついつい和んでしまったものだ。

 食事のペースを今ひとつ上げられなかった筆者は「いろいろ食べたはずなのに、もっと胃に入る気も……」と、やや不完全燃焼気味に制限時間を迎えることとなった。

コスパ第一ならEXPOCITYより小野原店に行くべき?

 80分間で1980円(税別)という料金設定は決して安くないだろうし、17時以降のディナータイムになれば、90分間で2480円(税別)に値上がりする。

 オープンからまだ約2年の店内は清潔で開放感があり、そこがKFCだということを忘れるほど居心地がいいのだが、他の料理には脇目も振らずオリジナルチキンだけを貪りたいなら、食べ放題を通年で行っているもう一方の店舗・KFC小野原店を利用するのがおすすめかもしれない。

 小野原店の「カーネルバフェ」はEXPOCITYのビュッフェより品数が少なく、チキンの部位を選べるシステムも採用していないが、大人は平日昼なら1450円(税込)、土日祝でも1650円(税込)という価格で食べ放題を楽しむことができる。

 この2店舗はさほど距離が離れていないため、店舗のプレミアム感を重視するのか、それともコストパフォーマンス最優先なのかなど、そのときどきのシチュエーションに合わせて使い分けてもよいだろう。
(文=A4studio)

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