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今年、期待絶大な株式銘柄リスト5…カギは「インスタ映え」と「豆腐」?

文=藤本誠之/投資アナリスト
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【サダマツ (2736)東証ジャスダック 1月5日終値287円】

 宝飾品の製造および小売りチェーン。ダイヤモンドの中に星が浮かび上がるカットの「Wish upon a star」がインスタ映えすることから、若い女性を中心に大人気となっている。

 銀座の複合商業施設「GINZA SIX」の対面に大型の路面店を出店。銀座店の売れ行きが好調なことから、今まで出店していた百貨店やショッピングセンターでの売り場拡大が相次いでいる。効率の悪い小型店舗を中心に退店しており、店舗が減少しているにもかかわらず既存店売上高は好調を続けている。

 今年3月、ブランド名に合わせて社名をフェスタリアホールディングスに変更する。1:10の株式併合を行い、売買単位を100株に引き下げ予定となっている。社名・株価が大きく変わることになり、18年は飛躍の年となりそうだ。

【やまみ (2820)東証ジャスダック 1月5日終値2220円】

 広島県三原市に本社がある豆腐の製造・販売会社。同業他社を圧倒する設備投資により、大量生産で製造コストを大幅に引き下げ、低価格戦略で同業他社のシェアを奪っている。

 中国地方では同業他社を駆逐し、シェアトップ企業となっている。しかし、売上高経常利益率は9.6%と高く、食品企業としては高収益企業だ。関西への進出も成功し、シェアが急上昇、利益率も中国地方での水準に近付いている。

 今後は全国制覇に向けて、まずは関東への進出が期待できそうだ。全国展開しているコンビニエンスストアのおでんの厚揚げや、大手外食企業向けの業務用にも注力している。豆腐業界は約6000億円の巨大マーケットであり、今後も大きな成長が期待できそうだ。

【燦キャピタルマネージメント (2134)東証ジャスダック 1月5日終値78円】

 過去は不動産投資中心の投資会社で、リーマン・ショック以降に大阪万博跡地の再開発失敗で大きな痛手を受け、経営悪化してしまった。現在、継続疑義注記がついており、経営再建中だ。

 今年度は黒字化が視野に入っており、黒字化できれば決算発表後に疑義注記が外れ、銀行融資が再開する見通しだ。銀行融資復活で投資の拡大ができれば、黒字が定着し、本来の事業投資拡大も可能で、株価にも好影響が期待できそうだ。
(文=藤本誠之/投資アナリスト)

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●藤本誠之(ふじもと・のぶゆき)
「相場の福の神」の愛称を持つ証券アナリスト。
年間300社を超える上場企業経営者とのミーティングを行い、個人投資家に真の成長企業を紹介しています。「まいど!」のあいさつ、独特の明るい語り口で人気。ラジオNIKKEIで4本の看板番組を持ち、その他テレビ出演、新聞・雑誌への寄稿も多数。

日興證券、マネックス証券、カブドットコム証券、SBI証券などを経て、現在は、財産ネット株式会社の企業調査部長。日本証券アナリスト協会検定会員、ITストラテジストAll About株式ガイド。

著書:難しいことは嫌いでズボラでも 株で儲け続けるたった1つの方法(SBクリエイティブ)など

※本サイトで紹介する意見や予測は筆者個人のものであり、所属する会社や会社のアナリストとしての意見や予測を表すものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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