NEW

フジ『隣の家族は青く見える』、直前に放送の『BG』視聴率の半分以下…逆に内容気になる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
隣の家族は青く見える - フジテレビ」より
 深田恭子が主演を務める連続テレビドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)の初回が1月18日に放送され、平均視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。1時間前に初回が放送された木村拓哉主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)は同15.7%で、その半分以下ということになる。


 同ドラマは、コーポラティブハウスに住む4組の家族を通して、それぞれの家族が抱えている問題に焦点を当てていく内容。特に、深田演じる主人公の五十嵐奈々と夫の五十嵐大器(松山ケンイチ)夫婦の妊活が中心になっていくようだ。

 ほかにも、子どもをつくらない選択をしている杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)と川村亮司(平山浩行)カップル、夫を尻に敷き幸せアピールに必死の小宮山深雪(真飛聖)と現在職探し中の元商社マン・小宮山真一郎(野間口徹)夫妻、広瀬渉(眞島秀和)と青木朔(北村匠海)の同性カップルという3組も同じコーポラティブハウスに住んでおり、今後さまざまな騒動が巻き起こっていく。

 第1話では、この4組がそれぞれ「どんな問題点を抱えているのか?」という説明のような展開になっていた。テンポのいい展開ではなかったが、近年のドラマにありがちな、登場人物の説明が何もないまま唐突に物語がスタートするという流れよりは、よほどわかりやすい。

 ただ、今回もっとも気になったのは「コーポラティブハウスって何?」ということ。ドラマが始まる前までは、一軒家に住む普通の“お隣さん”を想像していたのだが、どうやら違うようだ。そしてドラマでは、マンションのようなシェアハウスのような、それでいて一戸建ての良さもあるという“新しい生活スタイル”も話の軸になってくる様子。まったく知らないスタイルだったのだが、これをきっかけに「コーポラティブハウスが気になりだした」という視聴者もいたようだ。

 さらに、ドラマは「不妊治療」「LGBT」「DINKS(共働きで子どもを持たない選択をした夫婦のこと)」など、生き方の多様性や不妊に対する男女間の考えの違いなど、デリケートな問題にも踏み込む。

 特に深雪はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で必死に幸せアピールをしており、常に他人を意識して夫に攻撃的になったり、華やかな生活をしているように見えるちひろに一方的に敵対心を抱いたりしているようだが、視聴者からは「こういう人いるよね」「主婦あるあるだよ」という意見が多発した。

 また、ドラマでは「女は子どもを産むべき」という考え方を深雪やちひろに押し付けてくるのだが、この言葉に傷ついている女性は多い。ドラマ内では、不妊治療に励む深雪と子どもをつくらない選択をしたちひろがいるが、この問題にどう決着をつけるのかも、今後注目していきたいところだ。

 ただ、ちひろを演じる高橋メアリージュンはドラマが放送される数日前に「子宮頸がんを克服していた」ことが明らかにされたばかりだったため、なんとも複雑な感情になってしまった。22日に発売される著書の宣伝なのであれば別にいいのかもしれないが、デリケートな問題ゆえ、ドラマの内容に関連した話題づくりの一環にされてしまったのであれば、心中を察する。

 何はともあれ、ただ深田のかわいさをアピールするだけのドラマかと思っていたが、しっかりと問題提起がされていて興味深い内容になっていた。「先が楽しみ」「おもしろい」という声も上がっており、今後が期待できるドラマといえそうだ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

フジ『隣の家族は青く見える』、直前に放送の『BG』視聴率の半分以下…逆に内容気になるのページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、ドラマフジテレビ深田恭子視聴率隣の家族は青く見えるの最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!