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日本の工作機械業界、空前の繁栄期突入

文=編集部

中国企業がロボット4大メーカーのひとつ、独KUKAを買収

 今後も日本勢が高成長を続けることができるのか――。それは中国市場を制することができるかにかかっている。

 日本勢の最大のライバルであるスイスのABBは、ロボットの製造拠点を中国に置いている。ABBは中国市場でロボットトップのシェアを持つ。

 ファナック、安川電機、ABBと並んで世界の4大産業用ロボットメーカーの独KUKA(クーカ)は16年、中国の美的集団に買収された。KUKAは自動車向けロボットの専業メーカーだ。

 中国政府は中国版インダストリー4.0(第4次産業革命)と称される政策「中国製造2025」を打ち出しており、KUKAの買収はこれを実現するための布石といえる。国策として、製造業に対し中国製のロボットを使用することを求めるのは目に見えている。

 日本勢はどう立ち向かうのか。中国企業による産業用ロボットの爆買いに浮かれている場合ではない。リーマン・ショック後の需要の急激な冷え込みが再び起こらないとも限らないからだ。
(文=編集部)

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