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ずっと品薄だったニンテンドースイッチが突然、在庫潤沢で「どこでも買える」状態になった理由

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 次に、未開封品のスイッチがブックオフ店舗に持ち込まれるような事例は増えていないか尋ねたが、先ほどの質問と同様「回答は差し控えさせていただきます」とのことだった。

 ブックオフとしては、いわゆる“転売屋”の存在をどのように捉えているのかを問うと、次のような回答だった。

「当社店舗への買取利用の理由は、お客様によってさまざまでございます。スイッチが当社店舗にて転売されているケースも、可能性という意味では『ない』とは言えませんが、あくまでも規定の買取オペレーション通りに対応しております」(同)

任天堂、品薄問題をクリア

 続いて、任天堂に問い合わせた。発売後、長らく品薄となっていたスイッチの生産体制は現在、どうなっているのか。

「当社ではスイッチを毎週出荷していますし、最近では品薄もほぼ解消されております。現在(2018年1月下旬時点)では、当社にお客様から品薄に関するご意見が届くことは、ほとんどございません」(任天堂総務部広報グループ)

 昨今の電子部品業界の活性化により、一時はスイッチを形づくっている部品の生産が追いついていないと報道されたこともあるが、品薄に対するユーザーの嘆きは、だいぶ落ち着いてきていることだろう。

 なお、スイッチについて任天堂は、昨年12月のプレスリリースで「12月は国内向けにこれまで以上の出荷を計画しており、さらに多くのお客様にお買い求めいただけるよう努めてまいります」と発表していた。

 先述のコメントや各店舗の在庫状況を踏まえると、まさに有言実行の結果になったと考えられそうだが、やはりクリスマス商戦を意識していたのだろうか。

「クリスマスからお正月にかけての時期が1年で最大の商戦期のため、当然、クリスマス商戦を視野に入れていました。こちらは第3四半期の決算発表と関係することですので、そちらの結果をご確認いただくようお願いいたします」(同)

 任天堂が1月31日に発表した第3四半期決算では、スイッチについて「年末商戦期にさらに販売台数が大きく増加しました」との説明があり、昨年4~12月の販売台数は1213万台に達したという。冒頭でも触れたように、昨年12月10日時点での販売台数が1000万台だったことを顧みると、年末の売り上げペースは驚異的だったといえる。

 また、3月までの売り上げ予想は1400万台から1500万台に上方修正され、ユーザーにとってはスイッチを適正な価格で、かつ「欲しい」と思ったタイミングですぐに購入しやすくなってきたといえる。新作ソフトの発売なども含め、今後の展開には期待できそうだ。
(文=A4studio)

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