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吉本坂46、シャレにならない裏事情

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吉本興業東京本社(「Wikipedia」より/Kentin)

 吉本興業は21日、秋元康氏がプロデュースするアイドルユニット「吉本坂46」を結成すると発表した。乃木坂46、欅坂46に続く「坂道シリーズ」第3弾となる。同日、報道陣にも所属タレントにもシークレットで記者会見が開かれ“サプライズ発表”されたが、スポーツ紙記者は語る。

「吉本が秋元氏と組んで新しい企画を立ち上げることは聞いていましたが、まさかアイドルユニットとは思いませんでした。しかも芸人が対象、男女や年齢も、芸歴も問わないなんて、もはやアイドルと言っていいのでしょうか」

 約6000人の吉本所属タレントを対象とした選抜メンバーのオーディションはこれからという段階で、年内の活動開始することと、坂道シリーズの所属レコード会社であるソニーミュージックからメジャーデビューすることはすでに決定している。前代未聞のコラボプロジェクトとあり、一見“おふざけ”にも見える企画だが、吉本の社内事情に詳しいテレビ局関係者はいう。

「吉本興業の大崎洋社長から秋元氏に持ちかけたプロジェクトだそうです。大崎社長は日頃からどうやって会社として社会貢献できるかを考えるタイプ。47都道府県にPR芸人を配置して地方を活性化させようとする“住みます芸人”などの大型プロジェクトでも知られるように、大崎社長ならではの企画といえます。社長直々のプロジェクトということで、社を挙げて取り組むようです」

 多くの売れていない芸人にとっては、全国的に知名度を上げるまたとないチャンスではある。しかし、意外にも所属タレントの多くは、あまり乗り気ではないという。

「会見で芸人たちから出た質問には、とてもリアルなものがありました。しずるの池田一真からは『所属はソニーですけど、ギャラの割合は吉本になるんですか? それともソニーの割合? それ吉本だったら、やる人いないんじゃないかな』と切実な発言がありました。結局、答えはあいまいにされたままその場は終わりましたが、これが芸人たちの本音なのではないでしょうか」(前出と別のテレビ局関係者)

 吉本といえば、元モーニング娘。の藤本美貴の夫、品川庄司の庄司智春や、木下優樹菜の夫、FUJIWARAの藤本敏史、モデルの近藤千尋の夫、ジャングルポケットの太田博久らが、妻との収入格差を公言しており、ギャラの取り分が少ないことで知られる。そして、当然ながら吉本の芸人は、そもそもアイドルになりたくて吉本に入ったわけではない。

「今回の試みは話題性はありますが、売れている人は忙しい時間の合間を縫ってまで、ギャラも低いのにアイドル活動しようとは思わないでしょうね。かといって、無名のタレントばかりでは、グループの話題性も半減してしまう。難しいところですよ。ただ、吉本の場合、芸人枠と、アスリートや音楽家などの文化人枠ではギャラの取り分が違うので、芸人枠以外からの希望者は多いかもしれません」

 果たして「吉本坂46」に志願するタレントは、どれくらい出るのか。気になるところである。
(文=編集部)

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