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メルカリ、「ビジネスモデル」めぐり東証の審査長期化の可能性も

文=編集部
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2017年12月上場銘柄の通信簿

 12月19日にマザーズに上場した、みらいワークスは“働き方改革銘柄”ともてはやされ、18年1月4日に1万3940円の上場初高値をつけた後、7000円台まで急落。2月28日の終値は7440円だ。

 12月13日にジャスダック上場を果たした画像処理検査装置製造販売のヴィスコ・テクノロジーズは爆発的に株価が上昇し、12月28日に4万3900円という超高値をつけたが、それ以降、急落。2月26日には2万9970円と、3割以上も下落した。株価対策なのだろうが3月末割り当てで1対8の大型株式分割をすると発表し、2月28日には5020円高の3万2600円と急反発した。それでも高値からは1万円以上も下回る。

 成績の悪い例を列挙したが、落第生ばかりではない。

 12月18日にジャスダック上場の歯科向け通信販売の歯愛メディカルは、プロ・マーケットのTOKYO PRO MARKET(TPM)に上場していた銘柄。ジャスダック上場に伴いTPMでは上場廃止になったが、株価は2月26日に上場来高値の1万2390円となった。昨年12月18日の4010円が上場来安値なので、株価は3倍超になった計算だ。その後、株価は調整している。

 12月25日にジャスダックへ上場した中堅ビジネスホテルのABホテルは2月26日に5400円(580円高)を付けた。安値は12月25日の3035円なので、8割近く値上がりしたことになる。それでも12月29日の上場来高値6300円には及ばない。2月28日には5100円(160円安)だった。

 12月のIPOのなかでもっとも関心を集めた、佐川急便を運営するSGホールディングスは、12月13日に東証1部へ上場した。公開価格(1620円)を17.3%上回る1900円で初値を形成。2月2日に2675円の上場来高値をつけ、その後は2300円前後で推移している。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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