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有馬賢治「日本を読み解くマーケティング・パースペクティブ」

DAZN、いきなり契約100万件突破 地上波やCSの脅威になり得るか?

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既存メディアのスポーツ中継は生き残れるのか


 有馬氏の解説を聞くと、既存メディアはスポーツ中継でもネット局に完全にイニシアティブを取られるのは時間の問題。では、既存メディアは、DAZNなどにどう対応すべきなのだろうか。

「各スポーツのメジャーシーンだけでなく、セグメントを狭くしてディープな層の獲得を目指したり、特定の時間帯だけキラーコンテンツを集中的に投下したりすることが延命策としては考えられますが、今後はテレビの映像コンテンツも“ワン・オブ・ゼム”と認識される時代へと明確に移行してくると思います。視聴者が、いつ、どこで何を見るのかという利用方法に対応した“シーン・マーケティング”が必要となってくるでしょう」(同)

 DAZNも一部の中継映像が粗いというユーザーからの不満があがっており、まだまだテレビ放送のクオリティには及ばない点もある。だが、DAZNがこれらの問題を解消したとき、スポーツ中継の覇権はDAZNを始めとしたネットサービスのものとなり得る可能性は高い。そうならないためにも、地上波やBS、CSのスポーツ中継は、自社サービスの強みがどこにあるのかを視聴者目線で明確に打ち出す必要がありそうだ。
(解説=有馬賢治/立教大学経営学部教授、構成=武松佑季)

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