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『正義のセ』福山雅治の主題歌『失敗学』が「大失敗」と不評

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『正義のセ』オフィシャルサイトより

 4月18日、連続テレビドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)の第2話が放送された。平均視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回の11.0%からダウンし、早くも1ケタ台に突入。インターネット上の評価も「批判するほどつまらなくはないけれど、特別におもしろいわけでもない」と、微妙なものとなっている。

 同作は吉高由里子演じる主人公・竹村凜々子が、横浜地方検察庁港南支部で働く新人検事として、不器用ながらもまっすぐに事件と向き合う“痛快お仕事ドラマ”だ。仕事だけではなく、恋愛や家族のことでも時に悩みながら、凜々子が一生懸命に成長していく姿が描かれるという。

 第2話で凜々子は、支部長の梅宮譲(寺脇康文)から初めて殺人事件を任され、張り切っていた。事件の被疑者・町田かれん(財前直見)は、夫の義之(大澄賢也)を殴って死亡させたが、彼女は「夫の暴力から身を守るためだった」として殺意を否認。しかし、凜々子の担当事務官である相原勉(安田顕)は、かれんが19歳の娘・まりあ(矢作穂香)の居場所も把握していないことに違和感を覚える。

 一方、かれんの話を鵜呑みにして同情的だった凜々子も、彼女が夫以外の男性と会っていたとする情報などから、次第に疑念を強めていく。しかし、感情的な凜々子が想像していたよりも、事件の背景は複雑だった……という内容が繰り広げられた。

 吉高にとって『正義のセ』は、昨年1月クールに同枠で放送された『東京タラレバ娘』以来の主演ドラマとなる。『タラレバ娘』も初回13.8%から、第2話で11.5%に数字を下げたものの、1ケタ台を記録したのは第9話の8.5%だけだった。これに対し、『正義のセ』は第2話にして1ケタ落ちとあって、すでに『タラレバ娘』超えは厳しい空気が漂っている。

 とはいえ、『正義のセ』は酷評するほどのクソドラマでもない。「“正義感は強いけど、ちょっとドジな主人公”が、笑い、泣き、がむしゃらにがんばる」といったわかりやすい内容だけに、見ている視聴者にストレスを与えることも少ないだろう。ただ、わかりやすすぎてエキサイト要素はなく、正直なところ“見ても見なくてもいいドラマ”なのだ。

 また、同ドラマでは表情がコロコロと変わる吉高が見られ、それはもちろん可愛くていい。しかし、“お仕事ドラマ”と銘打っているにしては、凜々子には視聴者が憧れるようなポイントがなく、むしろ「ちょっと落ち着いたら?」とダメ出ししたくなってしまう。

 素直すぎて無神経なところもあるようで、今回だとバツイチの相原にアレコレ余計なことを質問していた。こういうキャラクターを好まない人も結構多いようだ。「ヤスケン(安田)さんのためにこのドラマ見ている」という視聴者も散見されるので、相原を振り回す凜々子は今後、さらに嫌われる恐れもある。

 ついでに言うと、同ドラマの主題歌は福山雅治が歌う『失敗学』(5月30日発売)だが、これがまたネット上では「イマイチ」と不評なのだ。福山は、ドラマの公式サイトに「失敗から学びや気付きを得ることで成功に近づいてゆくのも事実」「凜々子の不器用な背中を少しだけ後押ししながら、彼女と共に少しでも前に進んで行けるような楽曲になれたらとの思いで描きました」とコメントを寄せているが、現時点では主題歌そのものが「失敗」と思われている。ドラマを継続して見ていれば、そのうち「いい曲だ」と感じるようになるだろうか。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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