NEW

サッカー協会、ハリル解任はスポンサー意向優先か…W杯決勝進出より人気低下対策か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ヴァヒド・ハリルホジッチ前監督(写真:ロイター/アフロ)

 FIFAワールドカップの本大会をわずか2カ月後に控えた4月9日、日本代表監督であるヴァヒド・ハリルホジッチ監督の解任が発表された。

 世界でも例を見ない、ワールドカップ直前の監督解任に、代表チームの番記者や関係者ですら「まったく予測ができなかった」と口を揃える。さらに、ハリルホジッチ氏は解任に納得しておらず、27日16時から記者会見を行う。その場で日本サッカー協会や田嶋幸三会長に対する不満をぶちまける可能性が高い。

「本来であれば、この時期での解任はあり得ません。田嶋会長が挙げる、『選手とのコミュニケーション、信頼関係が薄れてきている』という解任理由は、後付けでしかないでしょう。実は、去年12月のEAFF E-1 サッカー選手権で韓国に敗戦したあと、記者間でも『監督解任か』という噂は流れました。あの時は、『新戦力のチェックだったから(勝ち負けは二の次)』という言い訳ができましたが、3月に行われたマリ戦とウクライナ戦では逃げ道がない状態でした。

 それにしても、今回の異常ともいえる電撃解任については、外部からの力が働いたと勘ぐらざるを得ないほどです。これまでも、代表の合宿地がスポンサーの工場の近くだったり、試合時間の突然の変更など、不可解な出来事がたくさんあったのは事実です。ただ、今回はそれが露骨に出ました」(日本代表番記者)

 スポンサーへの忖度による監督解任。その背景には、代表の求心力や人気が著しく低迷していたという事実があることも見逃せない。

「前回のワールドカップ(2014年、ブラジル大会)が、代表人気はピークといわれていました。そこから年々“商品価値”としては低下している状況です。前回大会ではメディアやファンも煽るだけ煽っていたこともあり、決勝トーナメント出場への期待値は高かったといえます。ところが、蓋を開けてみれば大惨敗でした。

 代表ファンは、Jリーグのファンとは層が異なります。つまりコアファンでない、一般大衆です。そのため、話題性や人気が市場価値となりますが、その価値下落に歯止めがきかないまま本大会が間近に迫ってしまいました。そうなると必然的に、協会とスポンサーとの力関係にも変化が生まれてきます。田嶋氏の会長就任後、スポンサーの意向を重んじる傾向はより色濃くなったと聞いています」(大手広告代理店スポーツ担当者)

サッカー協会、ハリル解任はスポンサー意向優先か…W杯決勝進出より人気低下対策かのページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、アディダスヴァヒド・ハリルホジッチ日本サッカー協会田嶋幸三の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

BJ おすすめ記事