NEW

『おっさんずラブ』恋愛の描き方が深過ぎて共感度100%!いちいち胸に突き刺さる!

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
テレビ朝日系『おっさんずラブ』公式サイトより

「主演・田中圭、ヒロイン・吉田鋼太郎」という異色のラブコメディとして話題の連続テレビドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の第2話が、4月28日に放送された。

 同ドラマは、主人公のモテない営業マン・春田創一(田中)が会社の上司・黒澤武蔵(吉田)とイケメンの後輩・牧凌太(林遣都)から告白され、突如“おっさん同士の三角関係”に陥り動揺しながらも、自分の“常識”を見つめ直していくというストーリー。第1話のラストで、春田は牧からキスをされたのだが、第2話はその翌朝のシーンから始まり、牧は何事もなかったかのように振る舞っていた。さらに、牧は告白もキスも「冗談だった」と笑い、春田はどこか安堵してしまう。

 ところが、春田が黒澤から「ランチミーティング」という名目で「ランチデート」に連れ出されたことを知った牧は、その場に乱入する。牧は改めて春田への思いを告白し、黒澤に宣戦布告。一方、黒澤から離婚を切り出された妻・蝶子(大塚寧々)は“不倫”を疑い、証拠をつかむために行動に出る……といった展開を迎えた。

 おっさんたちが繰り広げるラブコメとあって、たしかに笑える要素も多い同ドラマ。ノリがポップで、吉田演じる黒澤には可愛らしささえ感じられ、春田の戸惑いのリアクションもわかりやすくておもしろい。しかし、ただ笑えるだけではなく、ときにドキッとさせられる“深み”もある。

 春田と牧はルームシェアをしている関係だが、牧は自分の思いをぶつけて「脈ナシ」と痛感した結果、家に帰れずにいた。春田はといえば、実は自分を好きだったという牧に対して、つい「裏切られた気分」と口にしてしまったものの、幼馴染みの荒井ちず(内田理央)から「被害者ヅラしてるけどさ、好意に甘えていたのはどっちよ!」などと指摘され、冷静になる。実際、家事のできない春田は、牧の生活力に甘えきっていたし、何より2人での暮らしを楽しんでいたのだ。

 その後、夜のベンチで「天体観測」をしている牧を見つけた春田。「(星なんて)見えねぇし」という春田に、「春田さんって、何も見えてないですよね」と寂しげにつぶやく牧の心境は、男性とか女性とか関係なく、片思いの経験があるすべての視聴者に心当たりがあるのでは? 相手のことが好きなのに、もどかしくてやるせなくて“責めてしまうような気持ち”と言えばいいだろうか。

 しかし、春田の気持ちもまた理解できる人は多いはず。春田は、ルームシェアを解消しようとする牧に向かって「一緒にいて楽しい」という正直な理由で「お前が必要」と訴え、「友達として、今までみたいに普通に暮らせないのかなぁ?」と、投げかけた。自分にとっては最高の友達だった相手から、恋愛感情をぶつけられたとき、「思いに応えられない。でも関係を壊したくない」と願ってしまうのは無理もない。まぁ、これに対して牧が「ズルいですよ。春田さん」「普通には戻れないです」と返答した通り、ズルい考えなのかもしれないけれど。

 このように、『おっさんずラブ』は異色のドラマのように見えて、彼らの恋愛から生じる感情には、誰もが共感できるはず。深夜枠なのがもったいないほど見応えもあるので、こっそり映画化にも期待したいところだ。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

『おっさんずラブ』恋愛の描き方が深過ぎて共感度100%!いちいち胸に突き刺さる!のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、おっさんずラブ吉田鋼太郎田中圭の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

BJ おすすめ記事