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『正義のセ』予想通りの展開しかなく、今期もっとも見なくてよいドラマ

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『正義のセ』オフィシャルサイトより

 5月2日放送の連続テレビドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)第4話が、平均視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。

 主役の吉高由里子が演じるのは、猪突猛進型の新人検事・竹村凜々子。同ドラマでは、凜々子が検察事務官・相原勉(安田顕)を振り回し、先輩検事・大塚仁志(三浦翔平)にあきれられながら、納得いくまで真実を追及していく姿が描かれる。

 第4話で凜々子は、料理人見習いの青年・勝村弘(白洲迅)がバイクを運転中、横断歩道を渡っていた老人・佐藤忠徳(久保晶)を轢いたという死亡事故を担当。忠徳の妻・フネ(茅島成美)は「勝村を厳しく罰してほしい」と申し出、凜々子も初めはフネに同情していた。

 一方、勝村は取り調べに対し「事故のことはあまり覚えていない」と多くを語らず、それが腑に落ちない凜々子は、彼の人となりを調査。すると、勝村が働くレストランの同僚たちは勝村の“意外な一面”を凜々子に教えてくれた。さらに、目撃者の証言で、死亡した忠徳が「赤信号を渡っていた」という事実も明らかになり、凜々子は「青信号だった」と主張するフネから再度、話を聞こうとする……といった展開を繰り広げた。

 第1話の平均視聴率11.0%でスタートした同ドラマは、第2話で9.9%にダウン。第3話は10.3%まで回復していたものの、この第4話で再び1ケタ台落ちしたうえ、現時点での自己ワーストを記録してしまった。とはいえ、今回の放送がゴールデンウィークの合間だったことを考えると、むしろよく前週から0.4ポイント減にとどまったと、褒めてもいいかもしれない。昨年4月クールに同枠で放送された沢尻エリカ主演の『母になる』は、同じくゴールデンウィークと重なった第4話が7.9%で、前週第3話の9.3%から1.4ポイント落としていた。

 ちなみに『正義のセ』は次回、さらなる盛り上がりを見せそうだ。凜々子は第3話で4年間付き合った恋人・中牟田優希(大野拓朗)と破局していたが、第5話の予告では、凜々子と大塚のキスシーンが公開された。新たな恋が始まっていくのかと、気になっている視聴者も多いはずだ。しかし、同時に第5話が同ドラマのピークになる可能性も高い。

 というのも、確かに凜々子と大塚が急接近するきっかけは気になるものの、インターネット上では「この2人は恋愛関係に発展しそう」と、当初から予想されていた。つまり、凜々子と大塚の接近は、視聴者にとって予想通りの展開であり、そのきっかけこそ興味はあるが、あとは「なんとなく想像できる」ので「見ても見なくてもいい」と判断されかねない。逆に言うと、この第5話で数字が取れなければ、ドラマ後半の数字は下降の一途を辿るだろう。

 また、凜々子のキャラクターは相変わらずネット上で不人気だ。熱血タイプで思い込みが激しく、感情に左右されがちという“検事らしからぬ姿”に、「こんな検事はイヤだ」「主人公にイライラする」といった書き込みが絶えない。

 そのため、これから大塚とのラブストーリーが始まっても、「凜々子を応援したい!」との思いで視聴する層はほとんどいないと思われる。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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