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高価格でも空前のヒット「湖池屋プライドポテト」が際限なき進化…湖池屋、「単なる2番手」脱却

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湖池屋マーケティング本部マーケティング部長の柴田大祐氏
 湖池屋が、2016年8月に大きな被害をもたらした台風10号の影響によるじゃがいも不足から「完全復活」を宣言した。大人気を博している「KOIKEYA PRIDE POTATO」が1周年を迎えたことを契機に、「湖池屋 JAPAN PRIDE プロジェクト」を始動させたのだ。


 湖池屋は、同プロジェクトで「日本の誇り」である風土・文化や、それらが生み出す素材を発信する。また、「高品質・高単価」路線でヒットした「KOIKEYA PRIDE POTATO」は2年目を迎えてさらなる進化を遂げるという。

 湖池屋が目指すところや、描くビジョンはどのようなものか。同社マーケティング本部マーケティング部長の柴田大祐氏に話を聞いた。

バカ売れ「PRIDE POTATO」がさらに進化


――「湖池屋 JAPAN PRIDE プロジェクト」を始動した背景や経緯について教えてください。

柴田大祐氏(以下、柴田) 湖池屋ならびに同業他社はポテトチップスの大衆化に成功しましたが、消費者から見て、湖池屋は「単なる2番手の老舗メーカー」になっていました。社長となる佐藤章が16年5月に入社し、同年10月に社長に就任して新体制が構築されました。

 まず着手したのが、老舗であり、日本で初めてポテトチップスの量産化に成功した誇りをベースに、CI(コーポレートアイデンティティ)を見直すことです。4つあったコーポレートブランドを再編し、「湖池屋」に統一しました。

 そもそも、なぜ「湖池屋」なのか。創業者は小池和夫ですが、普通なら「小池屋」となるところです。しかし、「小」なら「志も小さい」ということで、長野県出身らしく「諏訪湖のように会社も志も大きくしたい」と「湖」の字を使用しています。今、その「湖池屋」に統一するということは、「原点に立ち返りつつ未来へ向かう」という意志の表れでもあります。

――好調が続く「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズが2月に1周年を迎えました。

柴田 CIを刷新しただけでは、消費者からすればどこが変わったのかわかりません。そこで、新生湖池屋を象徴する「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズでは、完成した新CIを中心にしたパッケージデザインにするとともに、テレビCMではポテトチップスを発売した創業時代から今も変わらない「日本産のじゃがいもを100%使用している」ことを消費者に伝えました。

 また、中身についても「本当においしいポテトチップスとはどんなものか」を考え、ポテトチップスの創業時代の製法を振り返り、すべての工程を見直すなど、老舗のプライドをかけて理想のおいしさを追求しました。新商品も次々と投入しています。

 17年2月の発売から半年足らずで初年度の目標である売り上げ20億円を達成し、年間売り上げ40億円となり、拡大を続けています。1周年を機に「湖池屋 JAPAN PRIDE プロジェクト」が始動したことで、「日本の誇り」である風土・文化や、それらが生み出す素材を「KOIKEYA PRIDE POTATO」に込めて発信していきます。

 ポテトチップスは大衆化が進んだ一方で、「味の均一化」という課題も生まれました。そこで、創業当時のおいしさのノウハウを投入するとともに、現代人の味覚にもマッチするように開発しています。さらに進化した湖池屋の味を楽しんでいただければと思います。

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