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高価格でも空前のヒット「湖池屋プライドポテト」が際限なき進化…湖池屋、「単なる2番手」脱却

構成=長井雄一朗/ライター
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湖池屋が再発掘する「日本の食文化」

――「JAPAN PRIDE POTATO」の名を冠した商品は宗像市との取り組みである「九州焼のり醤油」が第1弾ですが、何か理由があるのでしょうか。

柴田 佐藤社長の前職はキリンビバレッジの社長で、キリンビール在職時代に宗像市とともに世界遺産登録に向けて盛り上げていた時代があり、そういったつながりから実現しました。

――「JAPAN PRIDE POTATO」の理念は奥深いですね。

柴田 日本の食文化は深く、歴史が長く、さらに地域性があります。そうした食文化とポテトチップスのマッチングができないかと考えています。現代人は料理をすることが少なくなり、日本の食文化に触れる機会も少なくなっています。そのため、「ポテトチップスを通して貢献できれば」と考えています。本物の価値を再認識していだたけるとうれしいですね。

――世界戦略についてはいかがですか。

柴田 日本の人口が減少するなかで、湖池屋はアジアを中心に進出しています。具体的には台湾、タイ、ベトナム、そこで軸になるブランドは「カラムーチョ」です。日本からの輸出ではなく、現地の消費者が購入しやすいように現地生産がベースです。日本国内においては、訪日外国人の方々にポテトチップスや食を通じて日本の良さを知っていただきたいですね。
(構成=長井雄一朗/ライター)

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