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年商7億円、ココナッツオイルブームを仕掛けたママ社長の成功の秘訣…「バカシステム」から脱却せよ

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左:荻野みどりさん、右:筆者(鈴木領一)

 女性の自由を妨げる「ガラスの天井」は、依然として存在する。

「ガラスの天井」という用語は、女性のキャリアアップを阻むものの象徴として使われるが、私はそのような文学的な表現よりも、「バカシステム」という言葉を使いたい。女性の自由を奪っているものは、「ガラスの天井」という語感から想像できるような、綺麗な障壁ではないからだ。

バカシステム」とは、誰かが自分の利益のためにつくった“常識”を、他人に無意識に信じ込ませている仕組みのことだ。この仕組みによって、「思考停止=バカ」に陥ることから、私は皮肉を込めて「バカシステム」と名付けた。詳しくは、拙著『脱バカシステム! ~想像以上の結果を出し続けるメソッド』を参考にされたい。

 女性を不自由にさせている「バカシステム」とは何か。

 「早く結婚して、子どもを産むことが女の幸せ」
 「女には高学歴は必要ない」
 「女は家にいて、子どもを育て、教育するのが仕事」
 「職場では、男より目立ってはいけない」
 「女は男より能力が劣っているから、男がリーダーになるべき」

 もちろん、どんな考え方を持つかは人それぞれ自由だが、これらが“常識”として社会を覆い、積極的な社会進出を望む女性の可能性を奪っている側面があるのは事実だろう。それが、わが国の現状である。

 世界各国の男女平等の度合いを示した「ジェンダー・ギャップ指数」(2017年版)で、日本は調査対象144カ国のうち114位と、最低ランクにあることがわかった。先進国で、これほど女性の自由が奪われている国はないだろう。

 安倍晋三政権の肝いりである「女性活躍推進政策」は、掛け声が虚しく響くだけで、実質的な結果を出しているとは到底言いがたい。

 しかし、この強固な「バカシステム」を突破し、人生を自由に謳歌している女性もいる。

 今回は、そのひとり、荻野みどりさんを取り上げる。

「女は愛嬌があって馬鹿でいい、そのほうが幸せになれる」

 荻野さんは年商7億円の株式会社ブラウンシュガーファースト(https://bs1stonline.com/)の代表取締役だ。オーガニックの「ココナッツオイル」の仕掛け人と言ったほうが、ピンと来る人も多いだろう。

 2013年に売り出した「有機エキストラバージンココナッツオイル」は、美容と健康に良いオイルとして口コミで広がり、テレビ番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)でも取り上げられるなどマスコミからも注目され、生産が追いつかないほどの大ブームとなった。

 今ではココナッツオイル以外の商品も手がけ、全国300店舗を超えるスーパーマーケットで販売されている。

 会社を創業して2年で、これほどの大躍進を達成した女性と聞けば、さぞやバリバリのキャリアウーマンと思われるかもしれない。しかし、実像はまるで違う。

「20万円の軍資金で、母と2人でお菓子屋さんを始めたのがスタートでした。娘を産んだばかりの頃です。

 完全母乳で育てていたんですが、娘に湿疹が出たり便秘になったりして、私が食べたものが娘に悪影響していると思ったのです。食と体、心のつながりの重要さを痛感して、子どもが安心して食べられるお菓子をつくって販売しようと考えました。それが最初でした。

 当時、青山で週末に開かれるファーマーズマーケットで、娘をおんぶしながら一つひとつ手売りしていました」(荻野さん)

 荻野さんは福岡県久留米市の出身。幼い頃から聞かされていた、“当たり前の価値観”に違和感を持っていたという。

年商7億円、ココナッツオイルブームを仕掛けたママ社長の成功の秘訣…「バカシステム」から脱却せよのページです。ビジネスジャーナルは、連載、ガラスの天井バカシステム荻野みどり鈴木領一の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

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