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南海トラフ巨大地震、数十年以内に必ず発生か…大阪北部地震、予兆的活動の可能性は?

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南海トラフ巨大地震は数十年以内に発生か


――南海トラフ巨大地震についてはいかがでしょうか。

遠田 数十年後には、必ず発生します。昭和の東南海地震や南海地震はM8弱で、江戸時代の南海トラフ巨大地震である1707年の宝永地震はM8.6といわれています。

 今回の大阪北部地震と南海トラフ巨大地震の直接の関連は少ないと見ています。ただし、「南海トラフ地震が発生する40~50年前から、内陸で大きい地震が起きやすい」という説もあります。また、不気味なのは東日本大震災の前に本州北部で多くの地震が発生したことです。たとえば、岩手・宮城内陸地震、新潟県中越地震、能登半島地震などです。それは、巨大地震の予兆的な活動だったと見ることもできます。

――今後の地震活動はどうなっていくのでしょうか。

遠田 全体的な話をすれば、関東を含む東日本は“ポスト東日本大震災”に、西日本は“プレ南海トラフ巨大地震”に備えるべきでしょう。西日本では数十年後に南海トラフ巨大地震が発生すると思われ、「早ければ5~10年後」と予測する人もいますが、その前段階として地震活動が活発になる可能性があります。

 そして、東日本では、東日本大震災の余波で震源の周辺地域にゆがみが生まれ、活動が活発になる可能性があります。関東平野直下の地震が以前より増えた理由も、そこにあります。今回の大阪北部地震については、余震が続いていることを見ても、今後数カ月くらいは状況を注視していかなくてはなりません。特に、この数日間が山場でしょう。

――我々は巨大地震とどう向き合っていけばいいのでしょうか。

遠田 巨大地震はいつか発生するものですが、そのときのために人命救助やインフラ被害の復旧・復興のシステムを構築していくことが大事です。
(構成=長井雄一朗/ライター)

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