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福永祐一騎手G1制覇を完全スルー!? 『週刊Gallop』の表紙はまさに「弱肉強食」!

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 『週刊Gallop』4/3号(サンケイスポーツ)

「ねえ、祐一くんってホントにG1勝ったの?」

 そう訊ねてきた友人の手には、購入したばかりの『週刊Gallop』(サンケイスポーツ)の今週号が握られている。彼女は以前から福永祐一騎手のファンなのだが、表紙を睨みながら「祐一くん、どこにも載ってないんだけど......」と不満を漏らしているのだ。

 表紙にそこまで注意がいっていなかった私も「そんなバカな」と思いながら確認したが、確かに見当たらない......。

 表紙のメインには先日のドバイワールドカップデイでUAEダービー(G2)を制したラニと武豊騎手。それにドバイターフ(G1)を制したリアルスティールとR・ムーア騎手がでかでかと掲載されており、その上に先日24日に浦和競馬場で初勝利を挙げた藤田菜七子騎手のガッツポーズが華を添えていた。

 相変わらず先週の競馬を象徴した見事な出来栄えなのだが、やはり先週の高松宮記念(G1)で2014年ドバイデューティーフリー以来2年ぶりのG1制覇を果たした福永騎手の姿がない......いや、表紙には写真がないどころか、見出しにさえ福永の「ふ」の字もない。

 思わず心配になって中のページをめくること数分、「あったあった」ってそりゃそうか。確かに先週の競馬は高松宮記念以外にもドバイ関係で話題がてんこ盛りだったが、それにしても高松宮記念はG1としての歴史が浅いせいか各メディアも扱いが軽いような。

 それにしても2月のフェブラリーS(G1)の翌週号には「モーニン新ダート王」の見出しと共に笑顔の人馬が表紙を飾っていたにもかかわらず、先週はドバイで快挙の連続があったとはいえ、福永騎手と新スプリント王ビッグアーサーには少々気の毒な内容だ。

 気の毒といえば、菜七子騎手と同時にデビューした木幡巧也騎手も悲しい処遇だ。今週号の表紙には「菜七子祝初勝利」の文字が躍っているが、先週に地方競馬ではなく、ちゃんとJRAで初勝利を挙げたのは何を隠そう、この木幡巧騎手なのに......。

 そういえば、先週号も福永騎手が日曜に阪神大賞典(G2)、月曜にフラワーC(G3)と重賞を2勝もしたにもかかわらず、表紙を飾ったのはスプリングS(G2)を勝ったマウントロブソンとシュタルケ騎手だった。

 もちろん「たまたま」なのだろうが、間違いなくイケメンで通る「福永騎手が表紙を飾った方が雑誌も映えるのに」という彼女の意見ももっともな気がする。

「別に雑誌の表紙を飾るために、騎手になったわけじゃないから」などと言われると身もフタもないが、目立ってナンボの職業として雑誌の表紙を飾るのは決して悪いことではないはず。それも『週刊Gallop』のような伝統ある競馬雑誌ならなおさらだ。