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ダマされないための「儲けのカラクリ」 第9回

金メダルは損? オリンピックと税制の知られざる関係

文=坂口孝則
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 と、まあ日本でオリンピック競技が「感動」と「人間ドラマ」としてのみ報じられていた一方で、アスリートの懐事情を税制から抉ってみた。

オリンピックとメディアと

 ちなみに私は、オリンピック競技を「感動」と「人間ドラマ」にしたがる日本メディアを批判したいわけではない。せめて、もっと海外アスリートや技術・戦略的なことを解説してほしいと思ったけれど、視聴者が求めていなければ仕方がない。

 しかしそれにしても、ロンドンオリンピック中継を見ていると、日本人アスリートに対する日本メディアの質問が、ワンパターンすぎて笑える。

 「やりましたね!」(これが質問か?)
 「この気持ちを、まず誰に伝えたいですか」(そんなこと訊いてどうする?)
 「日本に帰ったら、まず何をやりたいですか」(小学生かキミは?)
 「表彰台では何を考えていましたか」(ほかに質問ないのかよ)
 「バナナはおやつに入りますか」(それだよ、それ、求めていた質問は)

ごめん。

坂口孝則

坂口孝則

関西の某国立大学卒業後、携帯電話メーカーへ。購買部に配属される。バイヤーとして担当したのは200社以上。株式会社アジルアソシエイツ取締役、未来調達研究所取締役(現職)。バイヤー同士の情報交換ができる場、購買ネットワーク会発起人。「ほんとうの調達・購買・資材理論」主宰。メルマガ「世界一のバイヤーになってみろ!!」代表執筆者。コスト削減のコンサルタント、調達業務研究家。物流コンサルタント。
未来調達研究所株式会社

Twitter:@earthcream

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