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2016.06.26 08:00
宝塚記念がいよいよ激走の時!? 地味なダービー馬・ワンアンドオンリー「意外な好成績」
編集部
一昨年の日本ダービー馬、ワンアンドオンリーがくるなら「ここしかない」!?
26日の宝塚記念、キタサンブラックにドゥラメンテなど強豪ひしめく舞台だが、ドゥラメンテと同じくダービー馬であるにもかかわらず、ワンアンドオンリーの評価は極めて低く、影もかなり薄い。
それもそのはず、一昨年秋の神戸新聞杯で勝利して以降、1年半以上勝ち星に手が届かず。それどころか、国内戦では10戦連続で馬券圏内に入れないなど不振に喘いでいる状況である。中には「最弱ダービー馬」という声まで出る始末だ。
しかし、今回は状況が少々違うようだ。今回、ワンアンドオンリーを取り巻く「状況」は、どことなく「激走の匂い」を醸し出している。
まず、ワンアンドオンリーは、宝塚記念の行われる阪神競馬場の通算成績が「3.1.0.1」。馬券圏を外したことが昨年同舞台の一度しかない。
また、今回の鞍上は、先日安田記念でロゴタイプを復活勝利に導いた田辺裕信騎手。思い切ったレースができる伸び盛りの精鋭だけに、「田辺再生工場」への期待は決して小さくはない。
さらに、今回は最終追い切りでもここ最近では最高の動きを披露。いよいよ「ワンアンドオンリー覚醒か!?」との声すらある。ジャスタウェイなど血統的には4~5歳にかけ爆発的な成長を見せるハーツクライ産駒。ここでの一発もあるのだろうか。
まあ、「今回で3.1.0.2になるだけ」「また今回も騙されそう」というネガティブな声も多い。しかし、ワンアンドオンリーには世代の頂点としての意地を見せてほしい。とりあえず、ヒモ買いはしておこうと思う。
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