真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.21 19:23
マイル王モーリスが「豪華併せ馬」で余裕の先着! 天皇賞・秋挑戦は「価値」UPに不可欠?
文=ねある子
いよいよ目前に迫る菊花賞(G1)だが、その翌週には古馬中距離頂上決戦・天皇賞・秋(G1)が開催され、秋競馬最初の超ビッグレースが続くこととなる。
そんな天皇賞で、エイシンヒカリ(牡5 栗東・坂口厩舎)とともに最大級の注目を集めるのが、マイル王モーリス(牡5 美浦・堀厩舎)だ。前走札幌記念で久々の2000m以上のレースに出走し3着と最低限の結果は残した。国内どころかアジアにもマイルで走るレースがない現状、秋の盾に矛先を向けたのは正解と言える。
20日、一週前追い切りを行ったモーリス。併せ馬をした相棒は京都記念など重賞3勝のサトノクラウン(牡4 美浦・堀厩舎)という豪華な組み合わせ。結果としては6F83.0-68.2-52.8-37.6-12.7秒と伸びやかな動きを見せたモーリスが貫禄の1馬身先着となった。
橋本助手は「2000という距離も大丈夫かと思います。帰厩後も至って順調ですし、今週の1週前追い切りも長めからしっかりやれました」と内容やモーリスの現在の状態に満足した様子。増えた馬体重も来週の追い切りを挟めば締まってくると自信ありげだ。「名馬は自分で体を作ってくる」というが、モーリスもまたそういうタイプの馬なのかもしれない。
とはいえ、前々走の安田記念で久々に黒星を喫し、札幌記念でも馬券圏内にようやく食い込んだという状況のモーリス。今回の安田記念で敗れた東京コース、さらには距離延長という点には、やはり全幅の信頼を置くことはできないだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か