真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.09 10:37
【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) ミッキークイーン「最大のライバル・マリアライトとは、かつてのメジロドーベルとエアグルーヴの関係性?」
監修=下田照雄(栗東担当)
ミッキークイーン(競馬つらつらより)
『考察』
ここまで10戦して9連対と、圧倒的な安定感を誇るミッキークイーンが秋初戦に挑む。
昨年はオークス(G1)と秋華賞(G1)を制して、牝馬2冠を達成。桜花賞(G1)当日の忘れな草賞(OP)を完勝しており、桜花賞の出走が叶っていれば牝馬3冠もあり得たという声も聞かれる。
唯一大きく敗れたのが昨年のジャパンC(G1)の8着。無論、メンバーが強かったという側面もあるが、この馬自身-6kgとやや細くみられた。それでも勝ち馬から0.3秒差、着順ほど悲観する内容ではない。
以上からも、牝馬限定戦となるこのエリザベス女王杯では当然上位の存在。間違いなくマリアライトと人気を二分することになる。だが、こちらにも不安点がないわけではない。
それは今回が約半年ぶりのぶっつけになったことにも起因するが、秋初戦の京都大賞典(G2)を捻挫で使えなかったことだ。
秋初戦を使えずにぶっつけ本番になるという意味では、天皇賞・秋(G1)で2着したリアルスティールが該当するが、この馬との意味合いは大きく異なる。
単純にリアルスティールの場合は調整が遅れていたために回避したもので、休みなく調整が続けられていた。しかし、捻挫のために回避したミッキークイーンの場合は、一度調整を止めて再度立て直している。ただし幸い、毎日王冠(G2)から天皇賞・秋は中2週だが、京都大賞典からエリザベス女王杯は中4週あるのでまだ余裕がある。
陣営もスポニチの取材に「元々、叩いて良くなるタイプだし休んでいた分、落ち着いているというか、まだモッサリしている感じはしますね」と影響があったことを認めている。さらには「今、体は450kg」と前走のヴィクトリアマイルの432㎏よりも大きく増えていることにもコメント。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
- C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
- 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
- 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
- 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
- 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
- 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
- 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
- ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
- 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々