GJ > 競馬ニュース > エアスピネル「金杯」  > 2ページ目
NEW

エアスピネルが「金杯」からの始動で来年は開幕から武豊祭り!世代トップクラスの大器が抱える「2つの問題」とは

【この記事のキーワード】, ,

 エアスピネル陣営は来年の金杯からの始動する方針を示したものの、マイル戦の京都金杯(G3)もしくは2000mの中山金杯(G3)のどちらを使うのかまだ決めていない。

 賞金加算のために勝つことが何よりも優先されるため、ダブル登録を行い、出走メンバーを見て決めるつもりなのかもしれないが、2000mの中距離を使うのか、マイルを使うのかで、今後の進路に影響が出る可能性は高いだろう。

 マイルのデイリー杯2歳Sの勝利や朝日杯FSの2着など高いマイル適性を示していたエアスピネルだが、同時に菊花賞3着を始めクラシック3冠で堂々の実績を残している。常に全力を出し切れるところが本馬の魅力である一方、それが返ってこの馬の距離適性を曇らせているということだ。

 陣営は当初、中山金杯もしくは2月の京都記念(G2)からの始動を発表しており、それは同時に古馬になってからは中距離戦線を歩むことを示唆していた。ところが、ここに来てマイル戦の京都金杯が急浮上。確かなマイル実績を持っているたけに、その動向が大きく注目されるところだ。

「中山金杯から中距離路線を歩むとすれば、春の大目標は新設される大阪杯(G1)になるということです。また、京都金杯からマイル路線を歩むのであればターゲットは6月の安田記念(G1)ということになるでしょう。

 間を取って、1800mのドバイターフ(首G1)に遠征する選択肢もあるにはありますが、確実な賞金加算が必要なエアスピネルがそれをするとは考えにくい。ただ、今年のイスラボニータのように大阪杯を使って、安田記念に転戦する可能性はあると思います」(競馬記者)

 その上で懸念されるのが、結局適性が定められずに「どっちつかず」の状況に陥ることだ。

エアスピネルが「金杯」からの始動で来年は開幕から武豊祭り!世代トップクラスの大器が抱える「2つの問題」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  5. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  6. 「6戦5勝」の怪物候補が大阪杯(G1)除外危機!? 主戦・川田将雅不在の「代打」にも見限られて崖っぷち…
  7. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  8. 千葉ロッテ吉井理人監督「愛馬」がJRAで初出走初勝利! 馬主デビューのきっかけになった母の仔で中央競馬を席巻?
  9. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々
  10. 兄はステイゴールド!スイープトウショウも完封したあの馬は、“みんなの”お母さんに!