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鬼束ちひろ、奇抜ぶりを披露「友達ゼロ。ファンに深夜2時に電話。主食はスイカバー」

鬼束ちひろ、奇抜ぶりを披露「友達ゼロ。ファンに深夜2時に電話。主食はスイカバー」の画像1CD『青い鳥』(鬼束ちひろ/
フォーライフミュージックエンタテインメント)
 デビュー当時の清楚なイメージから一転し、現在では奇抜なファッションや言動で何かと話題に上るシンガーソングライター・鬼束ちひろは、5月9日23時~放送のテレビ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演し、その奇抜ぶりを披露した。

 冒頭でホスト役のお笑いタレント・矢部浩之(ナインティナイン)とタレント・マツコ・デラックスに対し、鬼束は「会いたかったです」と言いながら顔の前で手を振り、「相撲」と言い、勝負に勝った相撲力士のマネをした。それを受け矢部が「相撲よく見るんですか?」と聞くと、鬼束は「全然、千代の富士くらいしか知らん。娘と仲良し、すごくべっぴん」と答え、矢部とマツコを笑わせた。

 白地にカラフルな模様が散りばめられた服を着て、下はゴールド色のパンツという派手な衣装について聞かれた鬼束は、「ニューヨークの蚤の市で1000円で買った。人件費削減のために、メイクとスタイリングを(自分で)全部やってる。だから衣装イコール私服になってる」と意外な面を明かした。

 また、矢部から「鬼束さん、仲良い人いるの?」と聞かれた鬼束は、「友達ゼロ。憧れている人はカーネルサンダース。昨日友達と(ファストフード店「ケンタッキー・フライド・キッチン」の)ビスケットを食べたんですけど」と返すと、すかさず矢部から「友達おるやん」とツッコまれた。すると慌てて「妹分、妹分」と弁明した。

 続いて「健康とか興味ないんですか?」と聞かれた鬼束は、「ない。ごはん食べてない。米と水がだめ。岩の味しかせん」と告白した。するとマツコから「何を食べてるの?」と聞かれ、鬼束は「今は(アイスの)スイカバー」と答え、矢部とマツコを驚かせた。

 番組内では、鬼束が“妹分”と呼ぶ鬼束の現役ファンも飛び入りで出演。その妹分は、「夜中の2時とかに(鬼束から)テレビ電話がかかってきて、朝までしゃべている」と、鬼束の日常生活を明かした。加えて、鬼束は「朝4時に電話する、石垣って人に。バックがNissenの人。(石垣は鬼束の)ファン。私がフランク過ぎて、結構いろんな人と交流しちゃう」と、自身について語った。

 また、お笑いタレント・秋山竜次(ロバート)好きであることも明かし、先日対談をした際に、ポップミュージックなどを含めすべてのジャンルの歌の最後を演歌風で終らす「演歌終らせサークル」を結成したというエピソードも披露した。

 このほかにも鬼束は出演中、いきなり「リメイク!」「リフレッシュ!」「This is a pen!」などのフレーズを発し、奇抜ぶりを披露した。

 鬼束は2000年にシングル『シャイン』でデビューし、セカンドシングル『月光』が約60万枚の大ヒットとなり、初のアルバム『インソムニア』もミリオンセラーを記録し、以降順調にアーティスト活動を継続していた。しかし、04年に所属事務所をSony Music Artistsへ移籍したものの、わずか9カ月で契約終了。以後は、6年振りの全国ツアーが鬼束自身の疲労で中止となったり、同棲相手からの暴力で顔面骨折など全治1カ月の重傷をおったりと不運が続いた。

 そして11年頃から、それまで清楚なイメージだった鬼束のファッションや言動が過激になり始め、12年には自身のツイッターで「あ~和田アキコ殺してえ。」などとツイートし、直後に謝罪を行うなどして物議をかもした。また、今年3月には、1年3カ月振りのツアー「CHIHIRO ONITSUKA TOUR SHOW 2013 悪戯道化師」を行った。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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