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大井競馬の快進撃が止まらない!東京大賞典が1レースあたり売上レコード大幅更新&当日売り上げも記録更新。好調の要因にはSNS普及の影響も......

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 伏兵と目されていたアポロケンタッキーがアウォーディー・サウンドトゥルーといった強豪を降した29日の東京大賞典。レースの結果にも驚かされたが、それ以上に度肝を抜かれた のは、その破格とも言える興行的成功だ。

 東京大賞典単体での売上高は、東京シティ競馬(以下TCK)の公式ホームページによると3,732,695,200円。この数字は、地方競馬1レースあたり史上最高だった2015年の約27億円を10億円近く上回るとんでもない記録だ。パーセンテージに直すと前年比135.8%。地方競馬関係者は笑いが止まらないだろう。

 また、レース開催日あたりの売り上げも相当すごい。この日は計12レースが施行され、トータルの売り上げは6,194,933,590円(SPAT4LOTO売上含む)に上った。こちらも当然のように地方競馬のレコードを更新しており、過去最高だった11月のJBC当日(川崎開催)の4,874,022,850円を13億円ほど上回っている。

 ちなみに、前年の東京大賞 典開催日と比べても127.7%と大幅増の大躍進。とにかくあらゆる面で近年の地方競馬の常識を打ち破っているのだ。日刊スポーツの報道によると、TCKを主催する特別区競馬組合の斉藤弘副管理者は「まずは、在宅投票を通じて、全国からたくさんのお客様にご参加いただけ、61億円以上という、地方競馬1日レコードを大幅に更新するこの結果を出せたことをうれしく思っております」とコメントしたという。

 2016年を振り返ると、今年は地方競馬にとってまさしく「商売繁盛」の年だった。まず一番最初に行われた川崎記念。売り上げの同レースレコード&川崎競馬場における1レースあたりのレコード更新となる951,117,900円を叩き出すと、続くかしわ記念でも同レースレコードと競馬場1レースあ たりレコードを軽く更新。その後も帝王賞・ジャパンダートダービー・前述のJBCと軒並み好成績を挙げてきた。

 好調の原因は、斉藤弘副管理者も話すとおり在宅投票(主としてインターネット投票)に起因するところが大きい。大井競馬に限らず、日本各地の地方競馬が近年売り上げを回復させているのは、どこにいても馬券が買える環境が整備されてきたからだ。しかし、そういったハードの改善だけでなく、ソフト面の変化も売り上げの上昇に良い影響を与えているのではないかと思われる。

 ソフト面の変化とは、具体的に言うとSNSの発展だ。一般の人が競馬を始める要因として、「友人にすすめられる」パターンが多い。だが、SNS登場以前はそもそも地方競馬に習熟するファンの絶対数が少ないため、仮に興味を持ったとしても教えを乞う相手が身近におらず、ライトな競馬ファンからすれば「参入障壁の高い」状態だった。

 しかし、ツイッターを筆頭に気軽に情報を発信できる媒体が登場したことにより、その気になればすぐにでも地方競馬の熟練者とコンタクトを取れる環境が成立。同時に古参のファンは自らの見識をSNSを通じて広めることが可能になったため「地方競馬を勉強したい人」と「地方競馬の知識を披露したい人」が簡単に繋がることができるようになったというわけだ。

 テクノロジー発展の追い風を受け、過去に例を見ないほどの盛り上がりを見せる地方競馬。2017年はさらなる躍進を遂げるだろうか。その動向に注目したい。

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