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JRAの「外国人騎手の短期免許の新基準」は"穴"だらけ?「薬物騎手」締め出す改革も安全性の確保には疑問

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 日本中央競馬会(JRA)は3日、フランスのV.シュミノー騎手とアイルランドのS.フォーリー騎手が共に短期免許で騎乗すると発表した。期間はいずれも1月5日からで、シュミノー騎手が29日、フォーリー騎手が翌月の26日までの騎乗となっている。

 世界各国のトップジョッキーが当然のように短期免許で日本競馬参戦を果たしている現状、特別珍しいニュースではない。

 だが、この発表に「違和感」を覚えたのは筆者だけではないはずだ。

 実はJRAは昨年の5月に「外国人騎手の短期免許の交付基準を見直す方針」を各メディアを通じて発表している。

 具体的には、免許取得の前提条件となる「本国での成績基準」の引き上げだ。これまでは近2年間の順位が北米で30位以内、英や仏といったヨーロッパの主要国では10位以内だったが、どちらも5位以内に変更。さらにアイルランドや豪州では3位以内と、かなりハードルが上がった印象だ。

 こういった動きがあったのも近年、短期免許で来日する外国人騎手が増加の一途を辿り、負担重量の超過などJRAが細部まで管理できなくなったことが"引き締め"の要因と思われる。

 特に昨年2月には、短期免許で来日していたL.コントレラス騎手のドーピング検査で禁止薬物「オキシコドン」が検出。JRAが会見を開く事態に発展し、管理能力の限界を露呈していた。

 結果的に日本とアメリカの競馬文化の違いが生んだ"過失"だったとはいえ、近年は競馬だけでなく、幅広いジャンルのスポーツ競技で「薬物問題」が騒がれているだけに、心象は決して良い訳がない。

 スポーツとギャンブルの両方の性質を併せ持つ「競馬」という特殊な競技を取り仕切るJRAとしては早急に手を打ち、根絶させるべき問題といえるだろう。

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